寺・神社/北海道・東北の寺・神社

運気アップの東北旅行その2 瑞巌寺編(4ページ目)

前回の記事に続き、女3人の「開運、東北旅行」です。今日は松島の瑞巌寺へ。風水の先生のお言葉通りに旅をしたわたしたちには、その後、どんな幸運が舞い降りてきたのでしょうか。

吉田 さらさ

執筆者:吉田 さらさ

寺・神社ガイド


隣の円通院も
お見逃しなく

円通院庭園。周囲の自然と一体となったおおらかな庭
瑞巌寺の山内には、円通院という小さな寺もあります。3月半ばは、まだ梅も桜も咲いていなくてあまりよい写真が撮れなかったのですが、こちらの庭園は、平安神宮、栗林公園などと並んで、日本の庭園六選にも選ばれているようです。小山を背後にした野趣あふれる雰囲気が、これまた鎌倉の寺に似ていますね。

ベストシーズンの美しい円通院庭園の写真は、こちらのホームページでお楽しみください。

日本最初の西洋バラは
支倉常長が持ち帰った

この中に、バラや水仙の装飾がある厨子が安置されている
境内の奥には、伊達光宗の廟があります。装飾の美しい絢爛豪華な厨子が内部にあり、よく見ると、どこか異国的。西洋風のバラの花や水仙の花が描かれているのです。これは、江戸初期に伊達政宗によってヨーロッパに派遣された支倉常長が伝えたものです。そのためこの寺にはバラ園もあって、シーズンには美しい花を咲かせます。

むろん3月にはまだバラは咲いていませんでしたが、境内の一隅で、わたしは素敵な花を見つけました。ザゼンソウというミズバショウに似た花です。お堂の中で坐禅を組む僧侶の姿に似ていることから名づけられました。こんなに寒いのに、けなげに坐禅修行をしているんですね。
けなげに咲くザゼンソウは、とても珍しい花。こんな発見も小さな幸せ

オリジナルの数珠も作れます

円通院の本堂では、数珠作り体験もできます。好きな色の石で好みの数珠を作るので、どんな石を選んだかで、その人の性格がわかるようです。乙女チックなことが大好きなM子ちゃんは、もちろん参加。
熱心に石を選び、数珠作りに励むM子ちゃん

しかしやっぱり、
花より団子

三色団子とずんだ団子。どちらもお勧め
寺旅の楽しみのひとつに、「門前の店で団子を食べる」というのがあります。円通院の前にも「どんじき茶屋」という江戸時代の古民家をそのまま使った茶屋がありました。ここでは、名物ずんだ団子と三色団子をいただきました。お豆の香りいっぱいのずんだ団子も美味しかったけれど、わたしは、三色団子の中の黒胡麻の味の団子が一番気に入りました。ここは絶対にお勧め!

どんじき茶屋の情報はこちらです

松島と言ったら
カキでしょう

さすが地元。カキフライがてんこ盛り
松島の味覚と言えば、なんと言っても、すぐ目の前の海から上がるカキです。しかしわたしは、生ガキよりもカキフライが好きという変わり者。どこで食べるのがよいでしょうかとどんじき茶屋の方にお尋ねすると、「ああ、もうカキのシーズンは終わったからねえ」とのこと。「でも南部屋さんなら、他の地方からカキを取り寄せて、まだやってるね」

その南部屋さんに行ってみると、カキだけでなくうなぎも名物で、他にも仙台名物牛タン料理など盛りだくさん。目移りしたのですが、初志貫徹。うーん、確かに最盛期ほどのお味ではないんだろうけど、やっぱりわたしはカキフライが好き。

南部屋のホームページはこちらです。

次のページはM子ちゃんの運気がその後どうなったかについてです。石仏に気を取られて忘れていましたが、これが一番大きな今回の旅のテーマでした。
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