7月13日の
鎌倉は暑かった!

まずは、鎌倉宮の幸せを呼ぶという獅子頭にご挨拶
もともとわたしは、一人で陰気くさくお寺めぐりをすることが多かったです。性格が暗いのと、異様なわがままで、人に合わせるのが苦手なためです。しかし、このごろでは、オールアバウトや著書を通して、一緒にお寺に行く仲間が激増しました。一人で行くのにもそれなりのよさがあるけれど、たくさんの方と一緒に行っていろいろ教えてもらうのも、また、いいもんです。

去る7月13日に、鎌倉仏像ウォッチング会を実施しました。オールアバウトのメールマガジンで参加者を募ったところ、あっという間に定員に達し、総勢15名で出かけました。もう梅雨も終わりかけの強い日差しの中、いい仏目指して歩き回るわれわれの熱気で、鎌倉は気温以上に熱かった!

このごろ巷では、
「ぶっちゃん」が増殖してる!

大阪からご参加のTさんは、たいへんなお寺好き。まだお若いのに、こんなご朱印帳が、すでに何十冊もあるという
参加者の中には、五木寛之さんの百寺巡礼の本でお寺のマップを描いていらっしゃる松村充さんや、「仏像大好き」の著書などで知られるイラストレーターでライターの田中ひろみさん、以前、湖北の仏像ツアーを企画してくださった旅行会社、フロンティアワールドの高梨利彦さんなど、いわば「プロの寺メグラー」の方もいらっしゃいました。しかし多くは、趣味で寺めぐりをしている方々です。

初心者さんもいれば、われわれプロよりはるかにたくさんの寺をめぐっている超寺好き、仏像好きの方も。中には、すでに何十冊ものご朱印帳をお持ちのスーパー寺メグラーもいらっしゃいました。どうやら世の中には、「仏ちゃん(ぶっちゃん)」がどんどん増えているらしい。

今回のコース中、写真が撮れる仏像の中でナンバーワンは、杉本寺の金剛力士像(運慶作と伝えられる)
鉄道好きを鉄ちゃんと呼ぶのに対し、仏像好きを「仏ちゃん」と呼びます。えっ、初めて聞いたって? 当たり前です。仏ちゃんは、今、これを書きながらわたしが作った言葉ですから。ちょっと前までは、お寺や仏像好きは、ある程度年配の方というイメージがありましたが、いまどきの仏ちゃんは、年齢、性別を問いません。

むしろ、若い方のほうが体力と行動力があり、夜行バスで長距離移動する、交通の便が悪い地域の寺はすべて自転車で回るなど、わたしも数年前ならしていたが、今はちょっとやる気がしないような荒行を積んでいらっしゃる方も。このような厳しい修行をする人を、「千日回峰系の仏ちゃん」と呼びます。(というのも、もちろん、今思いついたわけですが・・・)

ともあれ今回の鎌倉ツアーには、仏ちゃん濃度が高い方が多くご参加くださり、あちこちの寺で、やたらとぶつぶつ騒ぎまわったのでした。

次のページは、鎌倉一の薬師如来像がある覚園寺へ。あまりの迫力に、仏ちゃんたちも、思わずひれ伏す!