お参りでよりご利益をいただく方法

ずらりと並ぶ石仏を見ると、なぜか手を合わせてしまうのが日本人
お寺や神社に行くと、ほとんどの人が手を合わせてお参りします。それは、お参りすることによってなんらかのよいことがあると期待するためです。特別な信仰心はなくとも、われわれ日本人の心の奥底には、「神様や仏様がこの世界のどこかに存在し、お参りをすればご利益をいただける」という感覚があるのです。

【目次】
・来世のご利益
・病気・商売繁盛
・金運・縁結び

ところでそのご利益とは何でしょう。
辞書を引くと、「神仏が人間に与えるお恵み、幸運」と書いてあります。
幸運の内容は人ぞれぞれですが、大きく分けて、あの世での幸運とこの世での幸運の二種類があると思います。

あの世での幸運とは、「亡くなった人が極楽で幸せに暮らせますように」、あるいは、「自分が亡くなったら極楽に行けますように」というものです。死は誰もが一度だけ経験しますが、亡くなった先にどんなことが起きるのかは誰も知りません。知らないことは恐ろしいため、人は、世にも美しい極楽浄土というものを考え出しました。

生前によくお参りし、徳を積めばそこに行ける。仏教のいくつかの宗派では、そのように考えられています。そのため、あの世でのご利益は、主に寺が担当しています。