東京の風物詩 お酉さまに行こう
酉の市は、11月の酉の日に、各地の鷲神社で行われる祭礼のことで、江戸時代以来の伝統行事です。とりわけ、東京を中心とする関東では、縁起物の豪華な熊手が売られることで有名です。たくさんの屋台も並び、神社の境内は、夜遅くまで大賑わい。酉の日は12日ごとに巡ってくるので、暦によって、11月中に2回ある年と3回ある年があり、昔から、「お酉さまが3回ある年は、火事が多い」などと言います。その理由は定かではないそうですが、例年、三の酉のあるころから、風の強い寒い日が続くようになるため、火の用心を促すためとも言われます。ご存知のように、江戸の町の大敵は火事でしたからね。
酉の市では、豪華な熊手がお約束です |
最近の屋台は、どんどんゴージャスになっているが、値段も高価 |
11月1日・13日・11月25日
今年は3回なので、くれぐれも火事にご注意ください!
詳しくは、
「開運招福!商売繁盛!東京の酉の市巡り」をごらんください。
神社と寺が本家を競う
浅草の鷲神社。はっきりと「浅草酉の市起源発祥の神社」と書いてある |
●長國寺と鷲神社は、ほら、このようにお隣です。
●酉の市の詳しい歴史については、浅草酉の市をごらんください。
●長國寺のホームページはこちらです
●鷲神社のホームページはこちらです
●次のページは酉の市のさらなる起源と、お正月を待つ江戸っ子たちが大好きだった、歳の市というイベントについてです。