タイ旅行へ行く人からよく「せっかくのタイ旅行が雨季なんだけど大丈夫?」と質問されます。日本に四季があるようにタイにも季節があります。日本人にとって南国タイの雨季はどのようなものなのか想像しづらいですよね。雨季ってどんな季節なのでしょうか。
 

タイの雨季は4月中旬から10月まで。でも日本の梅雨とは大違い!

 
雨季のタイで空が暗くなり雲行きがあやしくなるのはスコールがはじまるサイン

雨季のタイで空が暗くなり雲行きがあやしくなるのはスコールがはじまるサイン


暑季、雨季、乾季の3つ。一番タイらしい暑さが続く暑季は3月から4月、南国らしいスコールが降る雨季は4月下旬から10月、からっとしていて気持ちの良い天気が多い乾季は11月から2月まで。

4月はタイが一年で一番暑い時期。別名水掛け祭りと呼ばれるタイ正月(ソンクラン)も4月中旬です。連日連夜40度近い気温が続き「もう暑すぎる!限界!」と感じる頃から雨季が始まります。日本で雨が降るシーズンと聞くと、半日または丸1日ずっとしとしとと振り続ける雨を想像するのではないでしょうか?

実は日本の雨とタイの雨の降り方はまったく違うのです。タイではずっと太陽が出ていて気持ちの良い天気だと思っていたら、急に黒い雲が空を覆い湿気を含んだ生暖かい空気が街中に漂い始めます。そう感じるや否や、突然ザザザーッと大粒の激しい雨(スコール)が降り始めるのです。「降る」という言葉よりもむしろ「降りかかる」という言葉のほうがしっくりくるかもしれません。まるでバケツの中の水をすごい勢いでひっくり返したような激しさです。しかし、そんな激しいスコールも30分から1時間もすれば、何事もなかったかのようにピタッと止むのです。長時間振り続ける雨に慣れている日本人にとってはとても不思議な光景です。
   

タイ観光旅行が雨季にあたってもご安心を!

このように、タイの雨季に降る雨は激しいものではありますが、どんなに長くても1時間くらいしか降りません。「せっかくの旅行なのに、雨季だったら楽しめないかも」と心配する必要はありません! 雨季といっても24時間のうちたったの1時間しか降らないので、特別旅行をしている最中に困ることはありませんのでご安心を。

もちろん激しさといえば日本の比にならないくらいなので、傘などほとんど役に立ちません。無理して傘をさして外に出かけても、シャワーを浴びたように全身びしょぬれになります。そんなときまわりのタイの人たちを見てください。屋台は一時的に店をたたみ、道行く人たちは皆のきさきで雨宿りをして、雨がやむのを待っています。この雨に抵抗しても無駄だから、やむのを待とうという姿勢なんですね。大都会のバンコクですら雨季にはこのような光景を目にすることができるのですが、見ていると長年自然に逆らわず共存してきたタイらしさを垣間見ることができたような気がして、嬉しいものです。
旅行中もスコールのときにはタイの人たちと一緒に、少し立ち止まってみませんか?きっとスコールに降られた街と人を見ると、タイの違う顔を見ることができるかもしれません。
 

タイの雨季はフルーツが美味しい、自然が美しいシーズン!

雨季のタイといえばフルーツ!南国独特のトロピカルフルーツを思い切り味わいたい

雨季のタイといえばフルーツ!南国独特のトロピカルフルーツを思い切り味わいたい


タイでは雨季のことを別名「グリーン・シーズン」とも呼んでいます。スコールのあとは、何事も無かったかのようにまた太陽が顔を出して、タイらしい暑さが戻ります。スコールの水でみずみずしさを取り戻した木々が、太陽の光に照らされキラキラと美しく緑が輝いている光景から来ているのかもしれませんね。

南国特有のトロピカルフルーツが豊富でおいしいのもこの季節! マーケットにはところ狭しとマンゴスチンやマンゴー、ロンガンなどのフルーツがうず高く積まれています。また、街中にはカットされたフルーツを車のついたガラスケースの中に入れて売っている、フルーツ屋台のお店をよく見かけます。どれも食べやすい大きさにカットしてくれて、それを袋詰めにしてくれるので、手軽に食べることができます。フルーツの種類によって値段は異なりますが、どれも一袋10バーツ(約40円)から30バーツ(約120円)くらいのお手ごろ価格ですよ!
 

雨季のタイでスコールが降ってきたらタクシーにご注意を!

スコールが降ってきたら、タクシーに乗るとき気をつけてください。日にちも限られた旅行で効率よく移動をしたい人は、スコールが降ってきて歩けなくなったらタクシーに乗り込もうと考えますよね。実はたくさんの人が同じことを考えているので、タクシーにとってはスコールが降ってきた瞬間から強力な売り手市場に変わるのです。そうすると、普段はメーターを使っているタクシーも、乗り込むと同時に40バーツ(約160円)くらいで行ける距離でも「200バーツ(約800円)なら乗せてあげるよ」なんてふっかけてくるドライバーが続出してくるのです。

もちろん、どんなに激しいスコールが降ろうとも、いつも通りメーターを使って乗せてくれるタクシーがほとんどなのですが、ふっかけてくるタクシーも増えるので覚えておいたほうが無難かもしれません。ガイドも突然高い値段を言われて思わずムッとしてしまうこともあるのですが、これも雨季ならではの風物詩かなと思い「だったら結構です」とにこやかに乗車拒否をすることにしています。

スコールが降っているときにタクシーに乗ったら、必ずメーターで走ってくれるか先に確認してくださいね!
 

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