あずまきよひこ著。かなりヘンな5歳の少女よつば。翻訳家のとーちゃん、隣人たちのささやかな毎日。平成18年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞作品。『月刊コミック 電撃大王』に連載中。 |
主人公の「よつば」は、元気いっぱいの5歳の女の子。彼女のセリフは、子どもらしいストレートな表現や、面白い言いまちがいでいっぱいです。英訳版では、彼女の豪快な間違いっぷりがうまく翻訳されていて楽しめます。今回は、よつばの言いまちがいがどのように英訳されているかを中心に見ていきましょう。
おまかいですが?
Ahem, welcome to our humble aboard! Step on up!(どーぞ おあがりたまえ!! おまかいですが)
注:Ahem=えへん
Uh, no thanks, I have to get going.
"Aboard"?
(え、いや、私は…… おまかい?)
隣人を家に誘おうとするよつば。礼儀正しく言ったつもりでしたが、こんなヘンな表現になっちゃいました。実はコレ、2つの表現がごちゃまぜになっているのです。
→来客に対するへりくだった挨拶
→船や飛行機の乗務員が、乗客に対して使う挨拶
おしいマチガイ! ネイティブもこんなマチガイするんでしょうか? |
ヘンなマチガイ、まだまだ続きます!