ホストファミリーなら、自宅にいながら英語漬け生活!
そろそろ夏休みの計画を立てる時期になってきました。夏と言えば、自宅でホストファミリーをして、安上がりに国際交流! というのがここ2年間の我が家の過ごし方です。ご存知の通り、欧米の学校は6月に学期が終了し、長い休みに入ります。多くの学生が日本にやって来るので、短期ホストファミリーの需要は夏休みがとても多いのです。
ガイヒーリージャパンの招きで来日した学生たち。「USA Summer Camp」のキャンプリーダーとして、日本の子どもたちに英語を指導します。キャンプのない時期には日本の家庭にホームステイして、日本の文化や生活を体験します。 |
1週間程度の短期受け入れなら、英語が苦手でも身振り手振りで何とかなるし、ジェスチャーやボディ・ランゲージの勉強になります。家が狭くても、部屋を共有してもらったり、子ども部屋を一時的に空けるなど工夫すれば、マンション・アパート住まいでも諦める必要はありません。
短期ホストファミリーなら、遠慮なく英語が使える!
日本語を学びに来ている外国人には、日本語で対応するのが礼儀だと私は思うのです。もし私が英語圏に留学して、現地で日本語でばかり話しかけられたらガッカリするに違いありません。それを考えると、正規留学生などに英語で話しかけるのは躊躇してしまったりするのですが、夏休みに来日する外国人にはそんな遠慮は要りません。彼らは旅行目的だったり、単位を取得するためにボランティアをしに来た学生だったりします。真剣に日本語を学びたいと考えているのは少数派でなので、遠慮なく英語で話しかけることができるのです。
我が家にステイした学生も挨拶程度の日本語で、私が英語でコミュニケーションを取ることを歓迎してくれました。もちろん彼らは日本に興味を持っているので、日本語での交流も楽しみにしています。日本語は子どもや英語の苦手な家族に担当してもらい、あなたはどんどん英語で話しかけ、日頃の成果を試してみましょう!
ホストファミリーになるために必要な条件とは?
さて、ホストファミリーになるために必要な条件とは何でしょうか? 英語力? 広い家?日本の文化や歴史に詳しいこと? いえいえ、一番大切なのは、家族全員がホストファミリーになることを楽しみにしていることなのです。短期間とは言え、赤の他人が家庭に入ってくるわけです。その影響は家族全員に及びます。ステイする外国人は受け入れ家族との温かい交流を期待してやってくるのに、快く思っていない人がいれば、楽しいステイは実現しません。ご主人が反対している、子どもが嫌がっているなどの場合は、全員のコンセンサスが得られるまで、ゆっくり時間をかけた方がよいと思います。
どの程度の広さの部屋が必要か? 食事は何回? ホームステイ中にゲストを残して家を空けてもよいか? などの基本的な条件は募集ごとに異なるので、事前にキチンと確認しましょう。原則的に、ホームステイのゲストは「お客様」ではないので、家族の一員として、その家の方針や都合に合わせてもらえばよいのです。トラブルにならないためにも、最初に家族のルールをゲストに伝えましょう。
さて、次ページでは今年の夏休み限定・短期ホストファミリー募集情報をお届けします!