今年も君といっしょにクリスマスを過ごせてよかった『Frog and Toad All Year』
Arnold Lobel 著 『Frog and Toad All Year』(HarperTrophy) |
英語は中学校の教科書程度で、英検3級くらいの英語力があればすらすら読めます。繰り返し使われているのが What if のフレーズ。「~だったらどうしよう?」という仮定の表現です。クリスマスを一緒に過ごそうと約束していたのに、いつまでたっても訪ねて来ない、かえるくん。何かあったのでは? と心配し始めたがまくんのセリフが繰り返されます。
What if something terrible has happened?(何か恐ろしいことが起こっていたらどうしよう?)
What if Frog has fallen into a deep hole and cannot get out?(かえるくんが深い穴に落っこちて、出られなくなっていたらどうしよう?)
What if he is cold and wet and hungry?(寒くて、濡れて、お腹をすかせていたらどうしよう?)
What if Frog is being chased by a big animal with many sharp teeth?(するどい牙を持つ猛獣に追いかけられていたらどうしよう?)
What if he is being eaten up?(今まさに食べられているところだったらどうしよう?)
がまくんの不安はどんどん膨れ上がり、彼は親友を助けに行くことを決心します。がまくんはかえるくんを救えたのでしょうか? ネタバレになりますので、続きは自分で読んでくださいね。
最後にご紹介するのは、映画『ロードオブザリング』の原作『指輪物語』の作者・トールキンの本です。なんとサンタクロースの正体はトールキン自身だったのです。その理由は、次のページで!