英語/英語学習アーカイブ

クリスマスにお勧めの英語絵本3冊(2ページ目)

クリスマス気分たっぷりの英語絵本をご紹介します。わくわく気分が盛り上がるアドベントカレンダー付き絵本・心がほっこりする友情物語・良い子に宛てたサンタからの手紙集など、この季節にぴったりの3冊。

執筆者:古賀 和歌子

今年も君といっしょにクリスマスを過ごせてよかった『Frog and Toad All Year』

Frog and Toad All Year
Arnold Lobel 著 『Frog and Toad All Year』(HarperTrophy)
『ふたりは ともだち』の邦題でもおなじみの、かえるくん(Frog)がまくん(Toad)シリーズの一冊。この本は、冬から次の冬までの、かえるくんとがまくんの一年間の友情を描いた5編が収められています。『Christmas Eve』はこの本の最後のお話で、一年の締めくくりにふさわしい、優しさあふれるストーリです。

英語は中学校の教科書程度で、英検3級くらいの英語力があればすらすら読めます。繰り返し使われているのが What if のフレーズ。「~だったらどうしよう?」という仮定の表現です。クリスマスを一緒に過ごそうと約束していたのに、いつまでたっても訪ねて来ない、かえるくん。何かあったのでは? と心配し始めたがまくんのセリフが繰り返されます。

What if something terrible has happened?(何か恐ろしいことが起こっていたらどうしよう?)
What if Frog has fallen into a deep hole and cannot get out?(かえるくんが深い穴に落っこちて、出られなくなっていたらどうしよう?)
What if he is cold and wet and hungry?(寒くて、濡れて、お腹をすかせていたらどうしよう?)
What if Frog is being chased by a big animal with many sharp teeth?(するどい牙を持つ猛獣に追いかけられていたらどうしよう?)
What if he is being eaten up?(今まさに食べられているところだったらどうしよう?)

がまくんの不安はどんどん膨れ上がり、彼は親友を助けに行くことを決心します。がまくんはかえるくんを救えたのでしょうか? ネタバレになりますので、続きは自分で読んでくださいね。

最後にご紹介するのは、映画『ロードオブザリング』の原作『指輪物語』の作者・トールキンの本です。なんとサンタクロースの正体はトールキン自身だったのです。その理由は、次のページで!
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