温泉/東北の温泉

鳴子ホテル!ホテルの安心感と極上の名湯(4ページ目)

鳴子ホテルは鳴子温泉中心地の宿です。鉄筋のホテルですが大浴場には、自家源泉の極上名湯が掛け流されています。鳴子温泉の共同浴場滝の湯にも至近距離で快適に滞在出来る、鳴子ホテルを紹介します!

藤田 聡

執筆者:藤田 聡

温泉ガイド

夕食はもちろん朝食バイキングも楽しみな宿

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鳴子ホテル
立体的な配膳に圧倒される夕食
この宿の夕食は、氷で作ったかまくらに刺身を入れて出すのが名物でした。近年経営が変わったと聞き、その名物も無くなったのかと思っていましたが、刺身はその面影を残した盛り付けで、ファンの期待に応える宿の姿勢を嬉しく思いました。配膳も随分立体的になり、頑張っているなあと思わせてくれました。

風呂場とともに、朝食会場がリニューアルされたと聞いていたので、いつも以上に朝食を楽しみにしていました。その前に、一つ補足しておく必要がありますが、共同浴場の滝の湯が7:30から営業開始ですので、朝湯を浴びた後、8時過ぎから朝食を取るのが、朝食の混雑も回避出来てお勧めです。滝の湯には、朝食会場のある紅葉館から宿泊者専用の玄関を利用して行けます。この利便性も、私が鳴子ホテルを好きな理由になっています。

さて、全面リニューアルされた朝食会場は重厚感があり、某航空会社の成田空港のラウンジを思い出すものでした。食事自体は想像を絶するものではありませんが、嬉しいことがありました。

私は朝食バイキングが基本的に好きですが、いつも残念に思うことがあります。それはジュースやコーヒー、味噌汁やスープなど、基本的な料理に明らかな手抜きを感じることが多いことです。食べ放題だからといっても、不味いものは嬉しくありません。まるで駄菓子屋の粉末オレンジジュースのような味の飲み物を、平気で出している宿が多過ぎます。

朝食なのですし、超高級旅館ではないのですから、料理自体は普通で良いのです。その代わり、ジュースやコーヒー、味噌汁やスープなど、朝食に欠かせない基本的なアイテムの味は、一定のレベルを確保して欲しいのです。

鳴子ホテルの朝食バイキングは、私の普段の心の叫びを見越したように、飲み物や汁物のレベルが確保されていると感じ、朝から本当に良い気分にしてくれました。

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