初音旅館！東鳴子温泉の湯治宿は駅前温泉(5ページ目)

凛とした女将のお見送りに、また泊まりたくなる宿

大きな写真をクリックすると、次の写真に進みます。鄙びた宿ながら、女将が出て来ると空気が変わる冒頭でも紹介した通り、今回私は友人を迎えに来たのです。宿の外観を眺めながら、友人が出て来るのを車で待っていました。

すると、和服を着た女将さんが右手から出現しました。その瞬間、周辺が凛とした空気に変わったのを感じました。まあ、鄙びた宿の外観はそのままですから、実際その場に居ないと説得力は感じないと思いますが、普段感じたことの無い感じでしたので、驚きました。

自分が泊まった時は、多分温泉のことばかり考えていて、気付かなかったのですね。宿泊客がチェックアウトして行き、それを女将さんが見送っている様子を、客観的に眺めていたので、今回ようやく気付いたようです。

温泉好きにとって、宿の印象は風呂場で決まりますが、料金を支払う時と、宿を去る時の印象も重要なものです。ようやく出て来た友人を車に乗せ、女将にお見送りされながら出発すると、私自身はチェックアウトした訳ではないのに、実に気分が良くなり、また泊まりに来たいと思ってしまいました。

• 東鳴子温泉 湯治の宿 初音旅館
• 住所 宮城県大崎市鳴子温泉字鷲ノ巣90
• 電話 0229-83-2166
• 日帰り入浴 10:00～15:00 300円(公称。実際は宿泊者優先)
• 東北道浦和ICから車で約4時間30分
• Yahoo!地図

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