温泉/東北の温泉

初音旅館!東鳴子温泉の湯治宿は駅前温泉(3ページ目)

初音旅館は東鳴子温泉の湯治宿。温泉街の中心に鳴子御殿湯駅があるので、東鳴子温泉はどの宿も駅から近いのですが、初音旅館はまさに駅前。今回は共同源泉の赤湯も、独自源泉の黒湯も楽しめる初音旅館を紹介します!

藤田 聡

執筆者:藤田 聡

温泉ガイド

混浴の大浴場は宿泊者優先。泊まって堪能がお勧め

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初音旅館
本物は一つしか無い。だから混浴になる
実は、初音旅館に日帰り入浴した友人が褒めていたので、私も日帰り入浴を依頼したことがあります。しかし、不在だったり、断られたりして入れませんでした。日帰りだと、三つある浴場の一つしか入れないことも知ったので、思い切って泊まってみたのです。

湯治宿に予約する時、こちらの年齢が湯治目的には不釣合いな場合、宿の方の警戒を感じることがあります。そのような気を使われないように、予約時に以前日帰りで断られたことがあると伝えました。あくまで、一度宿の玄関まで行って、鄙びた湯治宿であることを知った上で、湯治目的ではないが、純粋に温泉目的で予約していることを伝えることが目的でした。しかし、女将さんには気になったようで滞在中、何度も謝罪されてしまいました。

実際に泊まってみて、なぜ日帰りが難しいのか、良く分かりました。浴場が男女別ではないのです。本当に貴重な湯、貴重な温泉は一つしか無いので、混浴になっているものです。そうした浴室構成の中で、湯治の滞在客が存分に湯を堪能するには、日帰りをある程度制限せざるを得ないのであろうと思いました。

→次ページでは、宿泊者専用の第一浴場を紹介します!>>>
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