温泉/関東の温泉

伊豆大島の温泉三昧!椿と三原山を眺める旅(3ページ目)

伊豆大島の温泉三昧!大島といえば、三原山と椿。近年、最高級シャンプーの原料として注目の椿も、昔から多彩に利用されて来ました。独自の自然と文化に触れる旅の醍醐味が凝縮された、伊豆大島の島旅を紹介します!

藤田 聡

執筆者:藤田 聡

温泉ガイド


熱帯植物に囲まれた名湯の宿くるみや

湯の宿くるみや
湯の宿くるみやの外観。熱帯植物に囲まれた様子は、全く予期していなかったので、少し驚く。
湯の宿くるみやは、伊豆大島に行ったことのある友人からの話や、ネット上の口コミ情報でも、温泉としての評判が高い宿です。到着すると、良く手入れされた熱帯植物に囲まれており、その風情に驚いてしまいました。個人的に熱帯植物が好きなので、期待が一気に高まりました。

露天風呂もあるのですが、友人からの情報でも、日帰り入浴は内湯のみの場合が多いようです。私の時も受付で「露天はやっていませんが良いですか?」と確認されました。私はお湯自体に興味があったので、了解した上で内湯に行きました。

湯の宿くるみや
温泉成分で真っ白になった内湯の様子。お湯は実に優しい湯で、じっくりと堪能したくなる名湯。窓から裏庭の熱帯植物を眺めることが出来る。
内湯を見て驚きました。本当は深緑色の岩で出来ているのに、湯船の外側も浴場の床も、温泉成分で真っ白になっています。お湯も食塩泉ながら、包み込まれるような優しい感じの湯で、ずっと浸かっていたいと思わせてくれるものでした。流石に「湯の宿」と名乗るだけあると、すっかり関心してしまいました。

裏庭の熱帯植物の間に露天風呂があるのが、内湯の窓からも分かりました。熱帯植物好きには、とても羨ましい風情でした。内湯で確認出来た良質な湯を、露天風呂でも堪能出来ると思うと、その素晴らしさは容易に想像出来ました。いつか泊まりで来て、この露天風呂にも入ってみたいと思いました。

■交通アクセス情報
  • 湯の宿くるみや
  • 住所 東京都大島大島町元町字八重の水245
  • 電話 04992-2-2551
  • 日帰り入浴 14:00~20:00 600円
  • 元町港から車で約5分、岡田港から車で約15分
  • Yahoo!地図

美しい海を眺める混浴露天風呂 元町浜の湯

元町浜の湯
元町港に入港する船を眺めながら、温泉を満喫出来る元町浜の湯。元町港へは徒歩圏内で、知っていれば便利に使える。

元町浜の湯
水着で入る温泉だが、温度もしっかりあるので、浸かれば温泉と納得。料金が手軽なので、地元の利用者も多い。
元町浜の湯は、水着で入る混浴の温泉です。水着の温泉というと、プールのようなイメージですが、ここは温度も高いので、浸かればいかにも温泉と感じることが出来ます。

料金が手軽なので地元の利用者も多く、まるで共同浴場のように、地元の方との会話も楽しめます。元町港からは徒歩圏内ですから、帰りの船を待つ間に寄ることも可能ですが、岡田港までは距離があるので、念のため到着日に行っておくことをお勧めします。無料の貸し水着もあるので、濡れた水着を持ち帰りたく無い人でも大丈夫です。

■交通アクセス情報
  • 元町浜の湯
  • 住所 東京都大島町元町字トンチ畑882
  • 電話 なし
  • 日帰り入浴 14:00~19:00 400円(夏は11:00-、悪天候時休業あり)
  • 元町港から徒歩約5分、岡田港から車で約20分
  • Yahoo!地図
→次ページでは、カワイイりすに餌付け出来る!椿・花ガーデン・リス村を紹介します!>>>
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