じつは難しい?紅葉鑑賞の傾向と対策!
いよいよ秋本番、紅葉の季節です。しかし、綺麗な紅葉を見るのは結構難しいってこと、知っていました?まず、春の花見と違い、紅葉は必ず色付くとは限らないのです。条件が整わないと、色付きが悪かったり、紅葉しないで落葉してしまうこともあるのです。紅葉が色付く条件や、紅葉せずに落葉した事例については、All About 信州の記事に詳しく掲載されていますので、参照願います。
さて、条件が整って紅葉したとしても、お目当ての温泉付近が最盛期の時期にその温泉に行けるとは限りません。時期が少しズレてしまい、温泉に行く途中の紅葉は綺麗だったのに、温泉では紅葉が終わっていたということは、私自身何度も経験しています。
紅葉の最盛期に行けたとしても、特に山岳部の場合は天候の変化が激しく、霧で何も見えなかったということも、良くあることです。ですから、よく「紅葉の温泉」といいますが、それはなかなか難しいので、「紅葉と温泉」と私は割り切っています。つまり、温泉に行く前に、付近で最盛期を迎えた紅葉を探して鑑賞し、その後で温泉に行くという発想の転換も一つの方法だと思います。
一面の紅葉に包まれるように佇む孫六温泉。 |
それでも、可能な限り紅葉を追い求めたい場合には、情報を収集するしかありません。最近はネットで紅葉の色の具合の情報を得たり、実際の現場の写真を直接見ることも出来るようになっています。(ただし、紅葉の期間中のみ開設されています。)
色付き情報を活用する際、自分の目当ての温泉の近くの情報が無い場合は、同じ県内の標高が同等の地点の情報を参考にすると良いでしょう。例えば、乳頭温泉は紅葉の名所なのに、多くのサイトで観測スポットから外れています。しかし、良く探すと妙乃湯温泉に現地カメラ(紅葉の期間のみ)があることに気付きます。孫六温泉は妙乃湯温泉よりも標高がやや高いので、カメラで見た状況よりも少しだけ早めに行くと良いでしょう。
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