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別府八湯!温泉観光中級者はプリンとエステ(2ページ目)

別府八湯ならおまかせ!別府温泉のグルメや観光スポットを紹介する、別府市の観光ガイド。地獄蒸しプリンや、手軽に温泉エステ気分になれる湯など、リピーターにもお勧めしたい、観光情報満載です!

藤田 聡

執筆者:藤田 聡

温泉ガイド

手軽に温泉エステ気分 鍋山温泉郷

鍋山泥湯1
常連さんにピンク色の洗面器に集めた泥を塗ってもらい、温泉エステ気分を楽しむ。

鍋山泥湯2
夫婦揃って温泉泥湯を堪能。妻は大の泥湯好き。
「温泉エステ」というと、普通は温泉旅館で行うエステの意味。しかし、別府の温泉エステはさすがに違います。本場イタリアのファンゴを研究して作られた、別府温泉の泥を利用した泥パックを行う本格的なもの。別府八湯ファンゴティカという登録商標で、エッチ美容室ホテル風月ハモンドなどで行われています。なお、前回紹介した別府八湯温泉本に、2006-2007年版からファンゴティカの10%引券も付いています。完全予約制のようなので、予約して行きましょう。

そこまで本格的でなくても、手軽に温泉泥エステ気分を楽しみたいのであれば、泥湯のある温泉に行くと良いでしょう。前回も紹介した別府保養ランドがその筆頭ですが、他にも鉱泥温泉や神岡温泉などがあります。さらに、野湯でもある鍋山温泉郷でも泥湯が可能です。

古くからある鍋山の湯がその中心ですが、今ではその横の泥湯の方が有名になってしまい、鍋山の湯は上がり湯のような使われ方をしているようです。なので、ここでは鍋山温泉郷として紹介します。昔は小さかったのですが、今では泥湯と露天風呂の大きく立派な二つの湯船が、鍋山の湯の右上に作られており驚きました。

泥湯は実は限りある資源。最近は少なくなっているようで、常連のおじさんが洗面器に集めたものを塗ってくれました。ここの泥湯はフレッシュなので、かぶれたりする心配は少ないと思いますが、野湯は全てが自己責任。念のため顔には塗らないでおきます。濃厚な泥と硫黄臭に包まれて、名湯に浸かった満足度も満点。別府は野湯も超一流だと思わずにはいられませんでした。

なお、ここには脱衣場は一切ありませんし、駐車場から山道を少々歩きますので、それなりの靴と覚悟が必要。混浴も平気という方にお勧めしたい温泉です。

■交通アクセス情報
  • 鍋山温泉郷
  • 住所 大分県別府市鍋山
  • 電話 なし
  • 日帰り入浴 24時間(一般的には晴れた日の日中がお勧め) 無料
  • 大分空港から車で約1時間
  • Yahoo!地図(林道終点で車を止め、山道を道なりに数分上って行くと鍋山の湯。泥湯はさらに右手上の方)
→次ページでは、大人の味の「地獄蒸しプリン」と、ゆけむり展望台を紹介します!>>>
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