温泉/中国地方の温泉

小屋原温泉熊谷旅館 四つの家族湯の名湯(2ページ目)

小屋原温泉熊谷旅館には大浴場はありません。内湯の家族湯四つが、熊谷旅館の風呂の全て。共同湯のような素朴で温泉情緒溢れる浴室で、極上の湯を存分に堪能します。日本を代表する炭酸泉の名湯、小屋原温泉を紹介!

藤田 聡

執筆者:藤田 聡

温泉ガイド


小屋原温泉でガイドのいちおし!
三番目の浴室

小屋原温泉三番目の浴室
温泉成分が床一面に析出した浴室は、ガイドのいちおし!※写真はクリックで拡大。
結論から言いましょう、三番目の浴室は、やはり良いのです。確かに湯船は最も広めですが、どう見ても投入されている湯量が、他より多く感じます。その分、お湯の満足度も高く、ガイドのいちおしです。

しかし、二番目の浴室が良いという話がある以上、そのような季節もあるのかもしれません。ガイドが訪問したのは九月下旬。日本海側の為か、高原とも言えるロケーションの為か、既に結構涼しかったのです。源泉が三十八度と温いので、女将さんには、必要に応じて加熱した湯を蛇口から入れるように言われました。もちろん、非加熱で浸かりましたが、季節によっては印象が異なることも有り得ると思いました。


海にも山にも近い、小屋原温泉の夕食

小屋原温泉熊谷旅館夕食の一部
必要にして十分な夕食の一部。秘湯の夕食は、美味しく頂けることが一番!
夕食は一階の大広間で頂きます。ここで、本日の宿泊客が三組しか居ないことが判明。どうりで、いつ風呂に行っても閑散としている訳です。四つの家族湯を三組で独占出来ると考えると、宿泊して本当に良かったと思ってしまいます。チェックアウトの時に聞いたのですが、家族で運営している為、それに見合った宿泊組数に制限しているとのことでした。どうりで、今まで何度も満室と言われ続けた訳です。予約をする時には、候補日を複数用意して電話したいものです。

夕食は、ご覧の通り、バランスが取れたもの。海の幸も、山の幸も出て、美味しく頂けました。
→次ページでは、あと二つの浴室を紹介します!>>>
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