芸術の都ウィーンでセクシーに
オイゲン公の夏の離宮として建てられた、美しい眺め=ベルヴェデーレ宮殿。後にマリア・テレジアが買い取り、膨大な美術品を収蔵した
今回はオーストリアの世界遺産「ウィーン歴史地区」を解説する。
とても簡単街歩き! 世界遺産「ウィーン歴史地区」
メキシコ皇帝マクシミリアン3世建立のヴォティーフ教会 ©牧哲雄
リンクを走る路面電車
ウィーン名物、アンカー時計
■リンク南西部:王宮周辺
ウィーン最大の見所は王宮ホーフブルク。ハプスブルク家の宮殿群で、皇帝居館、シシィ博物館、王宮礼拝堂、新王宮など数多くの部屋が公開されている。リンクを挟んで反対側は美術館や博物館が集まったミュージアム・クオーターだ。
■リンク西部:国会議事堂~ヴォティーフ教会
オーストリア国会議事堂。民主主義の故郷アテネのアクロポリスを模して19世紀に建てられた ©牧哲雄
■リンク北東部:郵便貯金局~市立公園
疲れたらウィーン市民の憩いの場となってい市立公園でひと休み。ここにはシューベルトやブルックナーなど数多くの立像がある。公園の北にあるのが郵便貯金局で、オットー・ワーグナーのモダン建築だ。
■リンク南東部:ベルヴェデーレ宮殿~国立オペラ座
世界三大オペラ座に挙げられる国立オペラ座 ©牧哲雄
■リンク中央部:シュテファン寺院周辺
ウィーンのシンボルであるシュテファン寺院やゴシック建築のペーター教会、アンカー時計、ユーゲントシュティール(アール・ヌーボー)が楽しいエンゲル薬局など様々な時代の建物を見ることができる。