屋久島(鹿児島県)
枝や木根が複雑に絡み合った屋久島のガジュマル。※写真はクリックで拡大 |
ウミガメの生態は完全にはわかっていないが、この時期に日本の屋久島や小笠原諸島にやってきて、5~8月の産卵期に砂浜に卵を産む。巣からかえった小亀たちは海に戻って数千~数万キロとも言われる長い旅に出る。一説ではオセアニアやアメリカ・メキシコ岸にまで泳いでいくらしい。そして、十分に成長した後、自分の生まれた海岸に戻り、産卵をすると言われている。
GW前後、もちろん山では無数の花が咲き乱れる。4~5月にはシャクナゲ、ハイビスカス、ブーゲンビリア、テッポウユリなどが開花し、まさに春爛漫。
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小笠原諸島(東京都)
海の神秘、サンゴの産卵の様子。天の川に迷い込んだよう。©クラブノア母島 ※写真はクリックで拡大 |
4~8月、小笠原でもウミガメが産卵期を迎える。体重100kg以上にもなるアオウミガメは、なんと一度に100以上の卵を産む。しかし、親になることができる亀はわずか数千分の1と言われている。
5~9月はサンゴの産卵の季節でもある。サンゴは1年のある時期、満月の数日後の大潮の日に産卵し、海中をピンクの卵で埋め尽くす。ダイバーなら誰もが憧れるイベントで、産卵が行われる夜、ナイト・ダイビングで観察する。
世界遺産に抱かれながら大自然の神秘を見る。今年のGWは国内の世界遺産でこんなぜいたくな旅はいかが?
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