出会った男性をみな虜にしてしまう、異色のハートフル(?)ストーカーコメディー『メリーに首ったけ』。原題のThere's Something About Maryから見ても、メリーには他にも男性を惹きつける「何か(something)」があるようです。その「何か」とは具体的に何なのでしょうか?ふとしたしぐさや思いやり、飾らない笑顔など、英語と一緒にメリーのモテ要素もしっかり学びたい作品です。
Mary: Ted, are you okay? メリー:テッド、大丈夫なの? Mary's mom: Charlie, do something. メリーのママ:パパ、何とかしてちょうだい。 Mary's dad: All right, kid, that's it, I'm coming in. メリーのパパ:よし、そこまでだ。中に入るぞ。 Mary's dad: OH FOR THE LOVE OF GOD! メリーのパパ:(テッドを見て)おお、なんてことだ! Ted: Would you shhh! Mary's gonna hear us! テッド:シー! メリーに聞こえるじゃないですか! Mary's mom: Just relax, dear. メリーのママ:落ち着いて、ね。
男性のみなさん、もうおわかりですね。用を足した後、あわてたテッドは大事なところをズボンのチャックに挟んでしまったのです。Yeow(イゥ)は驚いたときの「キャー」ですが、英語ではハイフン(ー)の代わりに母音を並べます(例:Shooooot! Daaaaaaamn!)。哀れなテッドをare you okay?と優しく気遣うメリーの一方で、中に篭ったきりのテッドを不審に思っている様子のママ。Do something!は他の映画のパニックシーンでも頻繁に使われるフレーズです。