毎日の野菜・フルーツレシピ/野菜フルーツ関連情報

選び方から摘み方まで!いちごの基礎知識(2ページ目)

小さな子どもから大人まで、みんなに愛されるフルーツ「いちご」。見分け方、保存方法、品種、摘み方、下ごしらえなど、いちごをよりおいしく食べるための基礎知識を紹介します。

江戸野 陽子

執筆者:江戸野 陽子

毎日の野菜・フルーツレシピガイド

いちごの旬っていつ?

いちご
クリスマスシーズンから出回り始めるいちご。
いちごは技術の発展や輸入のおかげで一年中食べることができていますが、本来は春のフルーツです。露地ものは春から初夏にかけて旬を迎えます。また、ハウス栽培は、12月末から出回る一番果と2月中旬から出回る二番果が特においしいです。

いちごは最初に花が咲いた実から採れたものを一番果。一番果が終了し、二期目に咲いた花から採れた実を二番果と区別しています。多いものだと四期まで花をつけます。

主な産地は次の通りです。
 栃木県、福岡県、熊本県、静岡県、長崎県、佐賀県、愛知県、茨城県

いちごの種類と時期について

いちごの種類は実に多く、その中でも東日本では「女峰」、西日本では「とよのか」という品種が主流でした。今ではより大きく甘いものが好まれており、各地で甘さや見た目に磨きのかけたすばらしい品種がいくつも開発されています。ここでは一部になってしまいますが、有名なものを紹介します。

あまおう
大きくて、食べ応えのあるいちごです。
あまおう: 「あかい・まるい・おおきい・うまい」という特徴から名づけられたいちごです。福岡県で生まれた品種で、その大きさと甘みで人気が上昇しているいちごです。大きいものだと40gもあり、果実の中まで濃紅色のいちごです。

とちおとめ
手頃な値段で、食べやすいいちごです。
とちおとめ: 栃木県生まれのとちおとめは、濃い紅色でつややかな光沢のあるいちごです。甘みが強く、日持ちもよいいちごで、東日本で最も食べられています。濃い紅色に染まったものが食べ頃です。

さがほのか
形がきれいないちごです。
さがほのか: 佐賀県生まれで西日本で人気が高まっているさがほのかは、酸味が少なく、甘みの強いいちごです。形が整っており、絵に描いたようないちご型をしています。食べ頃になるときれいな赤色に染まります。

その他
  • さちのか: 濃赤色の果実で、甘く、果肉がしっかりしています。
  • アイベリー: 果実の芯まで赤く色づいており、甘くて大きいいちごです。
  • 紅ほっぺ: 静岡県生まれの大粒のいちごです。きれいな紅色で、ほっぺが落ちるほどおいしいいちご、というのが名前の秘密です。
  • 章姫: 静岡県生まれで甘みの強いいちごです。果実は紅色で細長いのが特徴です。
  • ひのしずく: 熊本県生まれの紅色のいちごです。甘みが強く、みずみずしいいちごです。


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