沖縄にいないと、なかなかお目にかかれない珍しい野菜、
四角豆! 莢に4枚のひだひだの羽があるため、
ウイングビーンズというメルヘンチックな名前を持つ豆です。沖縄では
うりずんという名前でもなじみ深い野菜です。今回はこの四角豆のレポートです。
四角豆の姿と形
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黄緑色で不思議な形です。 |
四角豆は、人差し指くらいの長さと太さを持つ豆で、未熟な莢と種子を食べる野菜です。色は淡い緑色で、4枚のひだひだ羽を持っており、切るとその断面は四角く見えるため、四角豆と呼ばれています。ちなみに
うりずんとは沖縄の方言で4月頃の新緑の季節を意味します。 草木が芽吹く時の美しい淡い緑色をしている事から、名付けられたそうです。
四角豆をおいしくいただきます
![四角豆]() |
こんな断面です。 |
味はさやいんげんにちょっと苦みをプラスしたような味で、加熱していただきます。ちょっとオトナなお味です。私のおすすめは斜め切り。斜め切りにして調理すると、しゃきしゃきとした歯ごたえがあり、四角豆のよさが一番引き出されるのではないかと思っています。味噌汁の具、サラダの具、炒め物がおすすめの食べ方です。シンプルが一番の野菜です。
最近は、首都圏のスーパーでも見かけることができる新野菜のひとつです。生産地は沖縄が中心ですが、九州や小笠原でも作られているとのことなので、見かけたら、ぜひぜひ食べてみてほしい野菜です。