夏のフルーツをたっぷり使った甘酸っぱいケーキ
ツヴェッチゲ(プラム)がぎっしりのった天板ケーキ |
ガイドがドイツに来たころ「珍しい!美味しい!」と感激したのが、小さなプラム(スモモ)のスイーツ。この果物、ドイツ語ではZwetschge(ツヴェッチゲ)と言い、通常のプラム(Pflaume)より小さく、皮がより黒っぽい色をしています。このツヴェッチゲを生地の上にぎっしり並べて焼いたケーキが、夏から秋にかけて多くのお店に登場します。これには生クリームをたっぷりつけていただくのがオススメ。プラムの酸味とクリームのほのかな甘さが相性ピッタリです。ぜひ「Mit Sahne(ミット・ザーネ=クリーム付きで)」と注文してください!
赤スグリのケーキ。小さな実が可愛らしいですね |
【DATA】
これらの旬のフルーツケーキは多くのお店で出していますが、参考までに、ここに掲載した写真はミュンヘンの「Rischart(リシャート)」というお店のものです。リシャートは、マリエン広場に面したパンとケーキを売るお店で、2階がカフェになっています。パンもケーキも美味しく、オススメですよ!
暑い日にピッタリのレモネード入りビール
軽くて爽やかな味わいのラードラー |
夏に限らず年中メニューにあるビールですが、特に暑い日に好んで飲まれます。ビールの苦味とレモネードの甘さがちょうどよくミックスして、とっても爽やかな味わい。アルコール度数も通常の半分くらいなので、昼間から喉を潤すために飲んでいる人がたくさんいます。ビールなので「スイーツ」の分類には入らないと思いますが、夏にぜひ飲みたい甘いドリンクですよ。
厳密には、ラードラーには「ヘレス」、アルスターヴァッサーには「ピルス」というそれぞれ異なるビールが使用されるため、味も少し違ってきます。ヘレスとピルスの違いについては、こちらのガイド記事をご参照ください。
夏を満喫するドイツ人たちに混ざって、ドイツの夏の味を楽しんでくださいね!
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