ドイツと言えば、ソーセージとビール。誰もが持っているイメージだと思いますが、これは全くそのとおり。ソーセージもビールも質の高い美味しいものがたくさんあり、ドイツに来たら必ず試していただきたいものです。しかし、ドイツ人はもちろんそればっかり食べているわけではありません。旅をする上で食事は重要なポイント。楽しいドイツ旅行にするために、ドイツの食事情、ドイツで出合える美味しいものについて少し予習をしておきましょう!

ドイツ料理の基本はお肉!

ドイツ料理
ドイツ料理の基本はボリュームたっぷりのお肉
北ドイツの海に近い地域では魚料理もよく食べますが、全体的にドイツはやはり肉料理が基本。ドイツ料理のレストランでは、実にいろいろな種類の肉料理にお目にかかれます。
  • 豚肉(Schweinefleisch シュヴァイネフライシュ)

  • 牛肉(Rindfleisch リントフライシュ)

  • 仔牛肉(Kalbfleisch カルプフライシュ)

  • 鶏肉(Hühnerfleisch ヒューナーフライシュ)

  • 鴨肉(Entenfleisch エンテンフライシュ)

  • 七面鳥肉(Putenfleisch プーテンフライシュ)

  • 子羊肉(Lammfleisch ラムフライシュ)


  • ドイツでは野獣肉(Wildfleisch ヴィルトフライシュ)も好んで食べられます。旬の季節は秋~冬。
  • 鹿肉(Hirschfleisch ヒルシュフライシュ)

  • 猪肉(Wildschweinefleisch ヴィルトシュヴァイネフライシュ)

  • 野兎肉(Hasenfleisch ハーゼンフライシュ)


  • ドイツならではの付け合わせ

    紫キャベツ
    甘酸っぱく煮た紫キャベツは代表的な付け合わせの一つ
    焼いたお肉にソース(ブラウンソースなど)がかかり、付け合わせはやはりジャガイモが主流。塩茹でしただけのものや、ポテトサラダ、マッシュポテトなど。その他、クヌーデル(Knödel ジャガイモや固くなったパンで作る団子。ニョッキのような食感)、温野菜、シュペッツレ(Spätzle 小麦粉と卵で作った生地をゆでたもの。すいとんのような食感)などもよくあります。これらをお肉と一緒にソースにからめて食べるのは本当に美味! その他、グリーンサラダがついてくることも多いです。いずれにしてもボリュームはかなりのものです。

    それからドイツ人が好きなのは、甘酸っぱいものをお肉と一緒に食べること。紫キャベツ(Rotkohl ロートコール)をリンゴ、お酢などを入れて煮たものや、クランベリー(Preiselbeer プライゼルベア)ソースが添えられていることがよくあります。特に野獣肉料理は、肉の臭みを消すためにこれらを一緒に食すのですが、これがなかなか合うのです。甘酸っぱい味や野獣肉は、多少くせがあるので日本人の中には苦手な人も多いかもしれませんが、とてもドイツらしい味なので、一度試してみるのもいいかもしれませんね。

    肉料理以外の美味しいもの

    マウルタッシェン
    マウルタッシェン。スープに入れたりソースをかけたり、食べ方はいろいろ。© Metzgerei Mack
    前述のクヌーデルやシュペッツレは、単品でもあります。きのこクリームソースがたっぷりかかったクヌーデルや、チーズをからめたケーゼシュペッツレ(Käsespätzle)。マウルタッシェン(Maultaschen)は、餃子の皮のような生地で、挽き肉とほうれん草の詰め物をくるんだもの。大きなラビオリのような感じで日本人の口に合う、食べやすい味です。

    次のページでは、ドイツのランチとディナーについてご紹介します。