白ソーセージの正しい食べ方
白ソーセージは横に長く切ります。「輪切り」はツウに言わせると”邪道” |
フォークとナイフを使っても良しとされていますが、この場合には推奨される食べ方があります。それは、ナイフでソーセージに横に長く切り込みを入れ、フォークとナイフで一口分ずつ皮からはぎ取って食べるという方法。
最初に皮を全部取りソーセージを輪切りにして食べるのは、ツウに言わせると邪道だそう(キビシイです……笑)。またケチャップをつけるのはもっと邪道!とされています。「ケチャップください」なんて頼んでしまうと、お店の人からお叱りを受けるかも?!
白ソーセージにはフレッシュな白ビールがピッタリ |
少し遅めの朝食としてこのメニューを食べることが多いようですが、でも午前中からビールってすごいですよね……。ドイツの中でも特にビールをよく飲むバイエルン地方らしいメニューです。実際、早い時間帯からビールを飲んでいる人を見ることは珍しくないんですよ。特に夏の天気のいい日には、お昼前からビアガーデンでビールを楽しむ人たちの姿をよく見かけます。でも午前中からビールが飲めなくてもこれは普通なので、白ソーセージに他の飲み物を頼んでも大丈夫です。
白ソーセージのオーダーはお昼ごろまで
レストランでは、白ソーセージはお昼ごろまでしか出していないところも多い |
冷蔵のできる現代では2~3日は持つのですが、「白ソーセージを午前中に食べる」という風習は今でも残っています。営業時間を通して夜まで白ソーセージを注文できるレストランもありますが、お昼の12時まで、または14時頃までしかオーダーできないところも多いです。時間内でも、その日の分はもう終わってしまっている場合もあるので、お店に入ったらまず「白ソーセージはありますか?」と聞くのが良いでしょう。
白ソーセージと甘いマスタードに、ブレッツェルと白ビールを添えたミュンヘンの朝食。地元の多くの人が、「この組み合わせ以外は考えられない!」と強いこだわりを持つ名物です。みなさんもぜひ味わってみてくださいね。ミュンヘンのドイツ料理レストランなら、普通どこでも食べることができます。
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