ドイツのクリスマス菓子
いろいろな種類があるシュトレン。写真は最もオーソドックスなレーズンたっぷりの「クリストシュトレン」 |
シュトレンは、レーズンやレモンピール、ナッツなどがたっぷり入った、重くしっとりとした甘いパン。1400年頃にドレスデンで生まれた伝統あるドイツ菓子です。通常1~2ヶ月くらい持つので、日本へのお土産にも最適。クリスマス市では一切れずつ売っているお店もあるので、いろいろな種類を味比べしてみるのもいいですね。
スパイスの効いた「レープクーヘン」もドイツのクリスマスに欠かせないお菓子 |
シュトレンもレープクーヘンも、クリスマス市の他、たいていどこのパン屋さんでも売っています。
クリスマスミサに参加してみよう
教会ではクリスマスイブに深夜ミサが行われる。写真はミュンヘンのペーター教会 ※クリックすると拡大写真が見られます |
クリスマスミサが行われるのは、イブの12月24日、夜22~0時ごろ(教会により異なる)から25日にかけての深夜。これは、キリストが12月25日の0時に誕生したとされることに由来します。ちなみにこの深夜ミサのことをドイツ語では、「Christmette(クリストメッテ)」と言います。深夜に大勢の人が町の教会に集まるというのは、とても独特な雰囲気。印象深い体験になると思いますよ。
平和に満ちた優しい空気に包まれる感覚が、いつまでも温かい思い出として心に残る、そんなドイツの素敵なクリスマス。魅力はたくさんあるけれど、やはりポイントはグリューワイン。雪の上で飲むグリューワインは体を芯から温めてくれ、何とも言えずおいしいのです。クリスマスの味ですね。ただし、かなり冷え込みますので防寒対策をしっかりと。
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