第2位 重厚さが庭のアクセントに。ドラゴンストーン
庭におけるプランターの使い方として、何も植えていなくても、それがあるだけで絵になるという、オブジェ的な使い方があります。このようなポイントがひとつあるだけで、空間が引き締まりますし、そこに何かを植えれば、その空間が華やかなイメージに変わるという効果が生まれます。そんな使い方としてもおすすめなのが、ドラゴンストーンのプランターです。
たとえば、このような長方形のものに、渋めの色のビオラやパンジーを植えるだけで、かなりシックなイメージの空間をつくることができますし、シンプルなラインだけが入ったカップ型の鉢に、大葉のホスタ(ギボウシ)を入れるだけで、植物のフォルムを活かした庭のポイントが生まれます。
ドラゴンストーンとは、本来は石でつくられているアンティークのオーナメントやプランターを模して、石風に作られたものです。写真で見ると、デザインがかなりデコラティブなので、「ちょっとウチの庭には重々しすぎるかな?」とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、色や質感が落ち着いているので、意外にどのような庭にもしっくりとなじんでしまいます。
ドラゴンストーン製品の取扱店
ワンダーデコール イングリッシュコテージ
ところで、先ほどのウィッチフォードポタリーと、こちらのドラゴンストーン、どちらもイギリス製というところに、イギリスのガーデン文化の奥深さを感じずにはおれません。やはり、植物をより美しく見せること、また、ガーデンでさりげなく引き立つということに関して、長年にわたって研究されているんだということが使ってみることによって、実感できます。
第3位・第2位と重厚なものが続きましたが、
ガイド一番のおすすめは、もっと、カジュアルなものです。
第1位の紹介は、次のページで。