他に、こんな品種のヘレボラスも
先の代表的な2種類のほかに、ヘレボラスには、こんな品種もあります。ヘレボラス リビタス(Helleborus lividus)は、独特のくすんだワインカラー色の花、そして、花と同色の茎をもっています。葉の形もオリエンタリスより柔らかい印象があります。花のない季節でも葉の色と形を楽しむことができ、オリエンタリスのような葉っぱだと、ちょっとイメージが硬かったり、暗くなりすぎてしまうというときは、この品種がおススメです。
ニューサイランの左下に見えるのが、ヘレボラス アーグティフォリウス。 |
こちらは、ヘレボラス アーグティフォリウス(Helleborus argutifolius)。シルバーがかった色のギザギザとした葉が特徴です。別名コルシカス(corsicus)ともいい、コルシカ島などの南ヨーロッパの乾いた気候の地域が原産です。ですから、オリエンタリスなどと違って、日向の乾きやすい環境が適しています。この、造形的なフォルムの葉は、こんな風に、ブロンズ色のニューサイランと組み合わせたり、葉っぱ同士特徴のある植物とアレンジすると、花のない真夏の時期でも楽しめる、印象的な空間に仕上がります。
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