今回は、最もオーソドックスな方法を紹介しましょう。
ラッピングペーパーを用意する
アレンジメントをラッピングするには、水に濡れても破れず、適度な張りがある素材が適しています。最もよく使われているのは透明なセロファンですが、この他にも、生分解性ポリスチレンで出来ている、半透明の「エコラップ」というものなどもあります。半透明のラッピングペーパーの良さは、作品がほのかに見えていて、贈られるかたの期待感を高めてくれるということや、ナチュラルな雰囲気にも、シックな雰囲気にも合わせやすいということなどがあげられます。それから、生分解性ポリスチレンで出来ていて、環境にやさしいというところも気に入って、ガイドは、数年前からこの「エコラップ」使っています。
もちろん、これら以外の素材でもラッピングすることは可能です。それぞれの素材の特徴を理解して、作品の雰囲気や使いやすさに合わせて、使い分けられるとよいでしょう。
ラッピングのしかた
それでは、基本的なラッピングのしかたを紹介します。適度な大きさとは、次の写真のように、ペーパーを2つに折って、アレンジメントを完全に覆うことができ、左右にもゆとりがある大きさのことです。実際にやってみるとわかるのですが、アレンジメントって、意外に前後に飛び出していたり、左右の花が長かったりするものです。せっかくラッピングしても、一部の花がはみ出てしまうと、その花だけ傷んでしまう原因にもなりますので、少し大きめに切って使うと失敗が少ないでしょう。
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