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どれがオススメ?植物栽培キット徹底比較

雑貨屋さんなど、身近なところで手に入る植物の栽培キット。手軽に植物を育てることができ、最近人気です。様々な栽培方法のものがありますが、初心者でも安心して育てられるのはどのタイプ?徹底比較してみました。

小島 理恵

執筆者:小島 理恵

家庭菜園ガイド

雑貨屋さんなど、一見、ガーデニングと関係のなさそうなところでも売られるようになってきた、植物の栽培キット。植物を育てることを楽しみながら、インテリアのポイントにもなるというところが、人気なのでしょう。
4種類の栽培キット
手軽にはじめられてインテリアにもなる、様々な栽培キット。

種をまいて、水をあげるだけの手軽にはじめられる栽培キット。
  • 一見、簡単そうに見えますが、果たして、本当に簡単なのでしょうか?
  • また、様々な栽培方法のものがありますが、どれが、一番育てやすいのでしょうか?

東急ハンズで4種類の栽培キットを購入し、種まきから育成まで、同じ条件で比較し、初心者の方でも安心して育てることができるのはどのタイプのものなのか、検証してみることにしました。

今回は、種まき編です。それでは、種まきの手順が面倒な順に紹介していきましょう。

第4位 想像以上に膨らむ培養土に四苦八苦した、パセリン
第3位 器を割る作業が楽しい!Knok-Knok
第2位 種を取り出して撒くだけ。Stand ‘ART’ pack
第1位 水にひたすだけ!超簡単なhair LABO Personal

簡単だからといって育てやすいとは限らない?!

第4位 想像以上に膨らむ培養土に四苦八苦した、パセリン。

ブリキ缶に種とジフィープレートがセットになったシリーズ。パセリのほかにもシソやミニピーマンなど、様々な種類のものが販売されています。

ジフィープレートとは、ピートモスという水ゴケの一種を有機化させ、圧縮し、板状にしたもののことです。これをほぐすと、培養土と同じように使えるというもので、大きめのビスケットのようなものが2枚入っています。これと、根腐れ防止剤と、種がひとつのセットになっています。
パセリン
むくむくとふくらんできたジフィープレート
まず、別袋に入っている種と根腐れ防止剤を取り出し、ジフィープレートを2枚、缶の中に入れておいて、8分目くらいまでお湯を注ぎます。説明書によると、「熱いお湯の方が土がすぐにふくらみます。」とのことだったので、やかんでお湯を沸かして、注いでみました。すると、土がむくむくと盛り上がってきて、缶のふちくらいまで培養土が入った状態になりました。これを冷ましてから根腐れ防止剤を混ぜ、種をまきます。


ある程度冷めてから、割り箸で根腐れ防止剤を混ぜようとするのですが、混ぜようとすればするほど、缶のふちギリギリまで達した土が、ますますふくらんできて、缶からこぼれてしまい、根腐れ防止剤は、なかなか混ざっていってくれません。これは本来、底のほうに入っていたほうが良いと思うのですが、底のほうからかき混ぜようとすると、どんどん土があふれ出てしまうので、中間あたりに混ざったところで、良いことにしました。この土に種をぱらぱらとまいて、こぼれていた土を戻したら、日当たりの良いところに置いておきます。

次は、第3位の発表です。
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