アイビーの下準備をする
7.アイビーは、茎をごく短く残して切り分けます。裏返したら、葉の中心を一針縫うつもりで、葉脈の中心をすくうようにワイヤーを通します。
8.ワイヤーの半分あたりまで通したら、バラと同様に、折り返してねじります。これを、「ヘアピンメソッド」といいます。
9.ヘアピンメソッドにワイヤリングをした、アイビーの葉を3枚用意したら、バラと同様に、細く裂いたティッシュペーパーを濡らしたものを、切り口の部分に巻き、テーピングをします。
これで、材料が揃いました。
束ねて、仕上げをする。
10.下準備したバラを中心として、そのまわりに、アイビーの葉をバランスよく添えます。このとき、茎が自由に曲げられることを利用して、それぞれの花材を様々な角度に曲げてみて、全体の形を検討してみましょう。一番良いと思う形に決まったら、ワイヤー同士を絡めるようにして、4本の花材をひとつにまとめます。
11.余っているワイヤーを好みの長さに切ったら、フローラルテープを巻き、4本の茎を1本にまとめます。
12.リボンを、下から螺旋状に巻き上げていきます。花首の下まで巻いたら、最後にもう一回、ゆるめに巻いて輪を作り、その輪の下からリボンを通して留めます。
これで、簡単コサージュの完成です。シンプルにラッピングされたチョコレートに花を添えるだけで、特別な一品にグレードアップさせることができますね。
ちなみに、今回使用した白いバラの花言葉は、「尊敬」・「純潔」などですが、赤いバラは「熱烈な恋」ですし、チューリップにも、「恋の告白」なんていう花言葉があります。花言葉にちなんで花を選ぶのもよいですし、もちろん、ラッピングのイメージに合わせて花を選ぶのもOK。お気に入りの花を使って、特別なチョコレートに仕立ててみましょう。