バレンタインデーのプレゼント。本命チョコには、花を添えてみてはいかがでしょう?
通常にラッピングしたチョコレートに花を一輪添えるだけで、あなたのメッセージが確実に伝わるはずです。
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花の茎を短く切ってワイヤリングを施すと、このように、自由な角度に曲げることができます。 |
フラワーアレンジメントでは、コサージュなどの小さなアレンジを作る際に、茎をごく短く切って、萎れないよう処理をし、ワイヤーを使って、思い通りの形に束ねていく方法があります。これを「ワイヤリング」といって、ワイヤリングをした花材は、このように好きな方向に曲げることができ、通常の、茎を残して作るアレンジメントとは、違うイメージのアレンジメントに仕上げることが可能になります。
この、コサージュの作り方を応用して、前の晩に用意しても、本番まで萎れずに保つアレンジメントの作り方を紹介します。
簡単コサージュの作り方
1.材料
バラ : 1本
アイビーの葉 : 2~3枚
ワイヤー(#26・#28などの細めのもの) : 2本
フローラルテープ : 適宜
リボン : 適宜
バラの下準備をする
2.バラは、茎を1cm程度残して切り、ガクの部分にワイヤーを刺します。
3.ワイヤーの半分あたりまで通したら、半分に折り返し、ねじります。これを、フラワーアレンジメントでは、「ピアスメソッド」といいます。
4.ティッシュペーパーを細く裂き、濡らしてから、ガクから茎の切り口の部分に巻きつけます。
5.フローラルテープとは、ワイヤーに巻いて、その色を隠したり、花束をまとめたりするときに使うもので、クレープ紙に接着剤を染み込ませたような素材です。このフローラルテープを、ガクの部分から、下に向かって巻いていきます。
このテープは、引っ張りながら巻くと、粘着力が出てくるという性質があるので、このように、片手でテープを引っ張りながら、反対の手で花を回していくようにすると、うまくいきます。このようにテープを巻いていくことを「テーピング」といいます。
6.これで、バラの下準備が完成しました。
アイビーの葉も同様に、
下準備をしていきます。