そこで、せっかくアレンジメントをつくるなら、お正月飾りの由来をもう一度きちんとおさらいし、アレンジメントの説明にうん蓄をプラスして、姑に「デキル嫁!」といわせてしまいましょう。
桝を使った門松風アレンジメント
冬でも青々とした葉をつけている松を家の前に立て、歳神様が家に降りてくるときの目印とするのが門松。この風習は、平安末期にはじまったといわれています。マンションに住む方が増えたりして、最近は、あまり飾らなくなった門松ですが、玄関脇に、門松風のアレンジメントを飾ってみませんか?作り方はとても簡単。
- 一合桝:2個
- キク(ポンポン咲き):6本
- フトイ:10本
- ヒカゲノカズラ:適宜
- 吸水性フォーム:適宜
- 金の水引:6本
桝の縁から1cm程度高くなるようにし、四隅を斜めにカットしておきます。
通常、フラワーアレンジメントでは、中心に向かってすべての花材を斜めに挿すのが基本ですが、今回は、オブジェ感覚で作るということで、難しいことはあまり気にせず進めていきましょう。
「あわじ結び」は、「鮑結び」とも言い、水引の結び方の基本で、これを重ねていくことで、「亀結び」などのもっと豪華な結び方にしていくこともできます。
これを、もう一つ作って対にしますが、このとき、キクの位置を左右対称になるように挿すのが、きれいに見えるポイントです。
このアレンジメントは、コンパクトなので、紙袋に入れてしまえば持ち運びも簡単。実家に帰省する際に持ち帰っても良いでしょう。
次のページでは、縁起の良い紅白のアレンジメントを紹介します。