今年の「中秋の名月」、すなわち十五夜は10月6日、十三夜は11月3日です。お月見といえば、縁側に月見団子とススキをお供えするのが定番。
ということで、ススキを使ったアレンジメントを作りますが、単なるアレンジメントではつまらないので、剣山を使って、和風なアレンジメントに仕上げようと思います。剣山といえば、「華道で使うもの」で、難しそうなイメージがありますが、実際に使ってみると、意外に便利なもの。型にとらわれず、自由にアレンジメントしてみてください。
・剣山の使い方はこちら
アレンジメントにも活躍!剣山の使い方 ススキの和風アレンジメントの作り方
1. 用意するもの
- 器・・・今回は少し深めの洋皿を使いますが、縁のあるお盆などでもOKです。
- 剣山
- 花材・・・タカノハススキ・キキョウ・大輪のマム(2種)
2. 剣山を器の中央にセットする
3. タカノハススキを適度な長さに切る。
今回のアレンジメントは、縦長の二等辺三角形に仕上げるので、器の横幅とのバランスを考えて、ススキの高さを決めます。切ってみると、このように、穂先と葉が別々になってしまうことがあります。でも、葉の方も利用できるので大丈夫。
4. タカノハススキを3本程度、先ほどの長さに切ったら、穂先と葉の両方(合計6本程度)を、ワイヤーで束ねる。
5. 束ねたら、根元を真っ直ぐに切りそろえておく。
ここまで準備が出来たら、
剣山に挿していきます