寒い日が続き、しっかり保湿しても肌の乾燥が気になるという方も多いと思います。乾燥はしみ、しわ、たるみといった肌老化の原因になります。今日は精油を使った手作り「しわ・たるみケア・マッサージオイル」をご紹介します。
若返りの精油「フランキンセンス」
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フランキンセンスはムクロジ目カンラン科ボスウェリア属の樹木から分泌される樹脂です。別名「オリバナム」「乳香」とも呼ばれています。 |
フランキンセンスの名前は中世のフランス語で「本当の香り」「質の高い薫香」という意味の「フランク・エンチェンツ」に由来しています。古代エジプト人は、女性のフェイシャルパックの原料やミイラの処理の際にフランキンセンスを使用していました。イエス・キリストが誕生したときに、東方の三博士が黄金、ミルラ(没薬)と共にフランキンセンスを贈り物として捧げたことは有名な話で、当時フランキンセンスは黄金と同等の価値を持つぐらい貴重なものとして取引されていました。
香りはスッキリとしていて、いかにも木から採取したというウッディーな香りがします。ストレスや緊張を和らげる作用があるので、瞑想にも使われることが多い精油ですが、細胞成長促進効果があるため、しわやたるみの予防や軽減が出来るなど特に加齢肌のケアにおすすめの精油と言われています。
次のページでは、このフランキンセンスを使った「しわ・たるみケア・マッサージオイル」の作り方と使い方をご紹介します。