ハンガリー・ロングステイの基礎知識
ハンガリーのロングステイ基礎知識をまとめました。■ハンガリーのノービザ滞在は90日間まで
ウィーン直行便で飛行時間は成田から約11時間半 |
さらに、シェンゲン加盟域内全ての滞在日数が、累積カウントされますから、ハンガリー以外の欧州諸国にも滞在をする場合は注意が必要です。日本人の場合、加盟域内でのノービザ滞在は6ヵ月以内90日間まで。累積の滞在日数が、6ヵ月以内90日間を満了したあとに再びシェンゲン加盟国に入国する場合は、最初の入国日から6ヵ月を経過しないと再入国できません。
■持ち物や準備で気をつけたいこと
現地調達のものと日本からの準備品をリストアップしよう |
<お金>現地での滞在生活費は、国際キャッシュカードを利用しましょう。日本に置いてある円を、現地ATMを利用することで、フォリントで引き出すことができます。ブダペスト市内には、シティバンクの支店もあります。米ドルやユーロで預けているひとは通貨を選んで引出ができます。また、両替所は市内いたるところにありますが、場所によってレートが異なります。
<時差とシーズナリティ>日本との時差はマイナス8時間です。サマータイム実施期間(3月最終日曜の深夜2時~10月最終日曜の深夜2時まで)は-7時間。北海道と同緯度ですが、夏時間ともなると日が長く、日中は暑くなります。朝昼晩の寒暖の差が激しいので、羽おるものを用意します。夏シーズンは宿泊料金が高くなるのが通例です。
<度量衡とチップ>日本と同じくキログラムでメートル法。チップの習慣があります(タクシーやレストラン利用に10%、ほか200フォリントが目安)。なお旅行者には、VAT付加価値税の払い戻し制度があります。
■日本からの空の便・欧州域内の移動について
ウィーンのオーストリア航空自動チェックイン機は日本語表示が選べる |
ちなみにブダペストからウィーンへの陸路は、車で約3時間。また、ドナウ川の客船クルーズAMAウォーターウェイズのアマダージョ号を利用して、ブダペストからブラチスラヴァ(スロヴァキア)~ウィーン(オーストリア)~ドイツ国境の都市パッサウ Passau を経由してフィルスホーフェン Vilshofen までを、時間をかけて移動するのもおすすめです。
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