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驚異的な進歩を見せる新ブルーレイDIGA(3ページ目)

年末に向けブルーレイDIGAの新機種が登場します。これはH.264変換やDeepColor、プログレッシブ変換などかなりの進化を遂げたモデルです。この新DIGAの概要を紹介し、H.264変換の実用度を考えてみます。

一条 真人

執筆者:一条 真人

デジタルガイド

主な新機能は?


それではおもな新機能をご紹介していきます。

■H.264で長時間録画
BSデジタルも地デジもMPEG2 TSという圧縮形式を使っていますが、新ブルーレイDIGAではこれをより圧縮率の高いH.264形式にリアルタイムに変換する機能を搭載しています。これにより、HDDへの録画時に、最大約4倍の時間、記録することができます。

パナソニックではこれを「フルハイビジョン4倍録画」と称しています。なお、この4倍というのはデジタル放送でもっとも高画質なBSデジタル放送をもっとも低画質なHEモードで記録する場合の話です。

■より高画質に
ブルーレイDIGA全機種がDeepColor対応となり、よりスムーズな色表現を実現しています。これは色の階調表現が従来8ビット(256階調)だったものを12ビット(4096階調)に拡張するというものです。この機能を使うには、当然、TV側もDeepColorに対応している必要があります。

また、従来は最上位機種だけであったフルHD出力でのプログレッシブ変換「1080pプログレッシブハイビジョン出力(1080/60p)」を全機種に搭載しています。
BW700新ブルーレイDIGAのローエンド「DMR-BW700」(オープン価格)。ローエンドなのに1080/60pのプログレッシブ出力対応でDeepColorに対応するなど、高画質機能に抜かりがない。

さらに、最上位機種DMR-BW900/中位機種DMR-BW800では1080/24p出力機能を搭載し、ハリウッド映画をよりオリジナルに近く再生できます。
BW900新ブルーレイDIGA中位機種「DMR-BW800」(オープン価格)。DeepColor対応に加え、従来は最上位機種だけだったプログレッシブ出力対応、さらに1080/24p出力対応と、飛躍的な高画質機能を搭載している。


次ページでは引き続き新機能をご紹介します。
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