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海外旅行で覚せい剤のトラブルから身を守る

芸能人による覚せい剤、麻薬に関するニュースが大々的に報じられています。「他人事」だと思っている皆さん!南国のリゾート地に行くと、思いがけない誘惑が? 危険を上手に回避する英語をお教えします。

足立 恵子

執筆者:足立 恵子

トラベル英会話ガイド

芸能人の覚せい剤や麻薬使用に関する、衝撃的なニュースがかけ巡っています。たいていの人は「他人事」と思って見ているかと思いますが、海外旅行に出ると、思いがけないところで麻薬の誘惑があるかもしれません。今回は「海外旅行のトラブルにご用心!」シリーズの第1回として、危険な薬にかかわらないようにするための表現をご紹介します。

「麻薬」を英語で言うと?

drug
「錠剤」はtabletと言います。
英語では覚せい剤や麻薬など違法な薬物一般をdrugと呼びます。drugには「(一般的な)薬」という意味もあり、drug store(薬局)という言い方をしますが、普通の「薬」を指すにはmedicineという言葉を使います。Do you have some drug?は「麻薬ありますか?」というとんでもない意味に取られてしまう恐れがあるので、要注意です。

「大麻」はcannabis [カナビス]、「覚せい剤」はantihypnotic agent [アンタイハイプノウティク エイヂェント] といった正式名がありますが、一般にそういった言い方で呼ばれることはあまりなく、「大麻」はmarijuana [マラワーナ=マリファナ]、grass[グラス=草]、覚せい剤に相当するものはspeed [スピード]、crank [クランク]と呼ばれたりします。このほか、heroin [ヘロウアン]、cocaine [コウケイン]、LSD [エルエスディー] なども、代表的なdrugです。合成麻薬MDMAの通称はecsasy [エクスタシー]です。

たいていの国ではdrugは厳しく禁止されているのですが、南国のリゾート地で開放的な気分になっている旅行者にdrugを売りつけようと、あの手この手で誘いをかけられることがあります。もちろん、Do you want drug?なんてはっきりとは言いません。例えばこんなふうに声をかけられたら、要注意です。

Do you like smoking?
(ドゥユ-ライスモウキン/喫煙は好き?)

smokingは普通は「タバコを吸うこと」ですが、遠回しに大麻吸引を指すことがあります。

I have a good medicine. This is not illegal.
(アイハヴァグドメディスン。ディスィズナトイリーガル/いい薬があります。これは違法じゃありません)

illegalは「違法の」で、not illegalで「違法ではない」。「大麻は外国では違法ではない」という大きな誤解があるためか、not illegalという言葉をうのみにし、うっかり手を出してしまうケースもあるようです。しかし、実際のところ大麻は世界の多くの国で違法扱いで、シンガポールなどでは所持・使用に関して死刑判決が出たこともあります。個人による少量の利用を認めている国もありますが、主に医療目的のもので、乱用していいというわけではありません。

この手の誘いは単に無視してしまえばいいのですが、中には「断るのが怖い」と言う人もいるようです。そこで、違法な誘いを確実に切り抜ける方法を、次のページでご紹介します。

>>悪い誘いを上手に断るには?<<
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