寝正月で英語三昧?
欲張らず軽くて小さいものを選ぶのが長続きのヒケツ |
3.ポータブルプレーヤーでいつでもDVD
私にとって今年最大のヒットだったのは、生活の中にポータブルDVDプレーヤーを取り入れたこと。映画やニュース、ドキュメンタリーなど、自分で録画したものはもちろん、レンタルショップで借りたものも、いつでもどこでも空き時間に見ることができるのです。リスニングの学習法としては、これまではiPodでひたすら音を聞くというやり方をオススメしていましたが、DVDで映像を見ながら聞けば、さらに理解力が高まるはず。
一番小さいものはニンテンドーDSより少し大きいくらいですから、カバンの中に入れておいても邪魔になりませんし、家の中でも大活躍! キッチンで料理をしながら何となくつけておいたり、寝る前にベッドの中で本を読む代わりにDVDを見たりと、普段の生活の中で自然に英語の音に触れることができます。特に、ゴロゴロしていたいお正月にはピッタリ! コタツでくつろいでいるときも、寝転がっているときも、ポータブルDVDプレーヤーなら、どんな姿勢でも見ていることができるのです。
学習効果を高めるには、英語字幕がついているレンタルDVDがオススメ。最初はストレスを感じるかもしれませんが、できるだけ字幕なしで、同じものを繰り返し見ます。どんなセリフを言っているのか、なんとなく予測ができるようになったところで、英語字幕をON。自分の想像したセリフと実際のセリフを見比べてみる、というくらいがいいのです。
ラクに見れるオススメ作品
それではここで、セリフが割合に簡単、そんなに集中して見ていなくても、なんとなくストーリーが追える、オススメ海外ドラマ作品を紹介しておきます。いずれもレンタルショップで入手可。desperate(デスパレート)は「ガケっぷち」と「欲求不満」が混ざった感じ |
アメリカの典型的な中流階級の世界を描いたドラマ。話題も言葉づかいも特殊なところがなく、理解しやすいものになっています。話が適度にミステリー仕立てになっているところも、飽きがこなくていいですね。
・デッド・ゾーンThe Dead Zone
これもアメリカの地方都市が舞台。スティーブン・キング原作のSFものながらホームドラマの要素もあり、普段の生活の中で使えるセリフがたくさん詰まっています。
・The OC
高校生世代とその親世代と、二世代の会話が習得できます。特に若者の関心事が詳しく描かれているあたり、留学やワーキングホリデーを目指している人は要チェックです。
こういったドラマには、レストランやショッピング、交通機関など、旅行の参考になるセリフもたくさん。特に、言葉だけでなく、アメリカの地方のレストランの雰囲気、屋台でものを買うときの様子など、目から情報を得られるところも、大きな利点です。
このお正月はのんびりしながらDVDをたくさん見ておきましょう。そしていざ旅行したとき、「そういえばこんなレストラン、『デッド・ゾーン』に出てきたなあ」なんて思い出すことができれば、きっと会話がよりスムーズに進むはずです!
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