ハロウィンの季節がやってきました!日本でもオレンジ色のカボチャちょうちんがすっかり定着してきましたね。アメリカでは10月31日に向けて、子どもにあげるお菓子や仮装の用意で大忙しです。そこで今回は、旅先でもお目にかかるかもしれない、ハロウィンの準備についてご紹介しましょう。
カボチャちょうちんを自分で作る!
 |
英語ではこれをvotive candleと呼びますハロウィンに欠かせないものと言えば、まずはJack-O’-Lantern(カボチャちょうちん)。すでにご存じかもしれませんが、アメリカではちょうちん用のパンプキンを買ってきて、自分で中身をくり抜いて作るのです。手順としては、このようになります。
1)Choose a pumpkin(パンプキンを選ぶ)
アメリカではJack-O’-Lantern用のパンプキンが売られていて、この時期になると、皆自分用のカボチャを買いに、市場やお店に品定めに行きます。中にろうそくを入れることを考えると、大きめのほうがいいのですが、その場合くり抜くのが大変になることをお忘れなく!
2)Carve a pumpkin(パンプキンを彫る)
今度は買ってきたカボチャをcarve(彫る)のですが、何しろ毎年やっていることですから、家庭によっては、pumpkin carving tool kit(パンプキン彫りツールセット)を常備しているところもあります。必要なものはknife(ナイフ)のほか、gutting spoon(種をくり抜くスプーン)、scraper scoop(かき出し器)、stencil(型抜き)などです。
3)Light your Jack-O'-Lantern(カボチャちょうちんに明かりを灯す)
西洋では教会でろうそくを灯しますが、カボチャちょうちんで使うのは、ちょうどそんなvotive candle(灯明)のようなキャンドルです。もっと小さい飾り物のろうそくはtea-light candleと呼ばれたりします。でも最近は、より便利で安全なLED light(LEDライト)を使うことも増えてきているようです。
なお、カボチャちょうちんがいつまでもつやつやとしていられるよう、表面にスプレーをかける人もいるとのことです。
ハロウィン当日は子どもたちがTrick or treat!(おかしをくれないといたずらしちゃうぞ!)と言ってやってくるので、どこの家でもtreat(おもてなし=お菓子)を用意して待っています。たいていがcandy(チョコレートやあめ)で、bucket(バケツ)のような容器に山盛り用意しておくようです。
それでは次に、ハロウィンと言えばこれ、仮装の準備のお話です。
>>ハロウィンのコスチュームを選ぶ!