ツアーメイトは世界を飛び回る大学教授
陶器の里「鶯歌」で絵付けをする職人さん |
故宮博物院を見ればわかるように、台湾の陶器は、長い歴史に支えられたもの。日本の陶器の渋い感じと違って、華やかできらびやかなところが特徴です。
We learned European skills in the 19th century and invented our original potteries.
(私たちは19世紀にヨーロッパの技術を学び、オリジナルの陶器を創り出しました)
と、窯元は得意気。こここで言うweとはTaiwanese(台湾人)のことで、中国本土とはちょっと違う、ということを強調したかったようです。
自由時間には、同じツアーのイギリス人ジェフさんと、陶器の町を散策しました。ジェフさんは大学の先生で、普段はベルギーの大学でビジネスの講義をしているのですが、今回は台湾の大学に招かれてやってきていて、台湾の後は、オーストラリアに住んでいる娘さんを訪ねるそうです。なんともインターナショナルですね!What is the most interesting for you?(何に一番興味があるの?)と尋ねたら、People!(人!)と答えていました。
4時間のツアーはあっと言う間でしたが、最後にはガイドさんとジェフさん、私と3人でメールアドレスなど交換して、なんともなごやかな雰囲気で終わりました。家族や友人だけで行動するのもいいのですが、思い切ってツアーに参加してみると、こんな思いがけない出会いもあるのですね(日本人以外の観光客に会えるところが、英語ツアーならでは!)。
こういった気軽なツアーは観光地であればどこの国でも開催されているので、ぜひ日本もしくは現地の旅行会社で尋ねてみてください。うれしいことに、日本語のツアーより、ちょっと安いのです!