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英語であいづちを打つためのコツは?

英語で話しかけられたとき、黙ってうなずくだけでなく、何かひとこと言えたらいいですよね。今回の「お悩み相談室」で、上手なあいづちの打ち方を教えます。

足立 恵子

執筆者:足立 恵子

トラベル英会話ガイド

英語で話しかけられたとき、ただ黙って聞いているだけだと、何となく落ち着きませんよね。今回の「お悩み相談室」は、「英語であいづちを打つ方法」をお教えします。コツをつかめば、会話がグッとスムーズに進みますよ!

うなずいているだけではダメ?

conversation
「あいづち」はあえて英語で言うならresponse
■Q 海外旅行で英語で話しかけられたとき、相手がなんて言っているかは、なんとなくわかるんです。でも、うまく言葉を返すことができなくって、無言でうなずいているばかり。こんなとき、上手にあいづちを打つ方法はないものでしょうか?

■A 英語にも日本語のようにあいづちを打ったり、「わかりました」と答えたりする方法がありますが、最初に注意しておかなければならないことがあります。同じあいづちでも、英語と日本語では、使い方がだいぶ違ってくるのです。

1)英語のコミュニケーションでは、黙ってうなずいているだけでは「あなたの話を理解した」という合図にはなりません。何か言葉を発しないと、相手は「私の言うことに不満でもあるのだろうか」と不安になるかもしれません。

2)日本語では、「ええ、そう、そう」「あー、そうね」なんて、相手が話している途中にあいづちを打ちますが、英語のあいづちは、相手がいったん言葉を切るまで待ちます。

3)Yes.は「はい(あなたの言うことに賛成です)」という賛同の合図で、日本語の「ええ」にはなりません。

これらのポイントを整理すると、「英語では、相手の話が途切れたところを見計らって、うなずくだけでなく、『相手の話がわかった』ことを示す言葉をはっきりと言う(賛同するとき以外は、Yes.は使わない)」ということになります。

「相手の話がわかった」ということを示す言葉には、例えばこんなものがあります。

Right.(ライト/そうですね)
OK.(オウケイ/わかりました)
All right.(オーライト/わかりました)
Good.(グド/いいですね)
That's fine.(ザツファイン/それはいいですね)

では、これらの言葉をどんなふうに使えばいいのでしょうか。次のページで、実際にあいづちを打つ方法を、見ていきましょう。
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