クリスマスにまつわる単語
クリブ(キリスト誕生の様子)を自分で作ってみよう |
■Christmas(クリスマス)
Christは「キリスト」のこと、masはmass、つまり「ミサ」のことです。ちなみに「クリスマス」はドイツ語ではWeihnachten(ヴァイナハテン)、フランス語ではNoël(ノエル)と言います。同じキリスト教国でも、国によって言い方が全然違うんですね!
■Jesus Christ(ヂーザス クライスト)
「イエス・キリスト」は、英語では発音がずいぶん違います。また、Christは名前ではなく「救世主」の意味。英語ではChristだけで呼ぶことはなく、たいていJesusまたはJesus Christと呼びます。
■Santa Claus(サンタクローズ)
元はSt. Nicholas(セントニコラス)だったそうですが、オランダ語のSante Klaasが変形し、現在のような英語になったそうです。ドイツ語ではWeihnachtsman(ヴァイナハツマン)、フランス語ではpere Noël(ペールノエル)です。
■reindeer(レインディア)
トナカイのこと。ちなみに国や地域によっては、サンタのソリを引くのは馬だったり鹿だったりします。
■advent(アドヴェント)
日本語では「待降節」「降臨節」などと言い、クリスマスの前の4週間(日曜日から始まる)を指します。このときがクリスマスの準備期間で、クリスマス・マーケットもadventをきっかけに始まるのです。今年は11月27日からですね。
■gingerbread(ヂンヂャーブレド)
gingerとはしょうがのことで、基本的にスパイスを入れて作るgingerbreadは、欧米ではクリスマスに食べるお菓子です。
■ornament(オーナメント)
クリスマスの飾り一般のこと。キリスト教国の人たちはたいていツリーとなる木を買ってきて、自分たちで工夫しながら飾り付けをします。
■crib(クリブ)
キリストが生まれた馬小屋の様子を人形で再現する飾り。カトリックが行うものなので、アメリカやイギリスではあまり見かけませんが、ドイツやフランス、イタリアなどではとても盛ん。各家庭で、オリジナルのcribを作ります。
国や地域によって、いろいろ違いがあるんですね。旅行に出たら、その土地ならではのクリスマスを楽しんできましょう。
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