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ハロウィンを英語で楽しもう!

街にハロウィンの飾り付けが目立つようになりました。海外でハロウィンのイベントに参加したり、知人にカードを送ったりしたい人へ、必要な英語表現をお教えします。

足立 恵子

執筆者:足立 恵子

トラベル英会話ガイド

ハロウィンはアメリカが本場!

Jack-o'-lantern
ハロウィンのシンボル、Jack-o'-lantern(カボチャちょうちん)
秋の風物詩として日本でもすっかり定着したハロウィン。街でもオレンジのカボチャのデコレーションをよく見かけるようになりました。

Halloween(ハロウィン)はもともとAll Hallow's Eve(「すべての聖人の日」の前夜祭)としてアイルランドやスコットランドの人々が祝っていたのですが、その風習が移民とともにアメリカに上陸してから、大勢の人が楽しめる明るいイベントとなりました。今ではハロウィンといえば、アメリカが本場です。

まずは、おなじみのカボチャのお化けJack-o'-lanternで家の周りを飾ります。実は手作り大好きなアメリカ人、おっきなカボチャを買ってきて、自分で中をくりぬいて、好きな顔を作って楽しむのです。

それから、10月31日当日に欠かせないのがTrick or treat.です。
お化けのかっこうをした子どもたちがTrick or treat.(お菓子をくれないといたずらしちゃうぞ)と言いながら近所の家を回ります。訪問される家庭のほうも、子どもたちが来るのを楽しみにしていて、キャンディやチョコレートを山のように用意していたりします(ちなみにアメリカではchocolateもcandyと呼んだりします)。

そしてイベントを盛り上げるのが得意なアメリカ人のこと、ハロウィンでも名物のパレードを作り出してしまいました。それが、ニューヨークで行われるNew York's Village Halloween Parade です。お化けの格好をした人なら誰でも参加できて、なんと参加者数千人、観衆が何百万人もいるとか!

「私は衣装がないから観客ね」という人へ。アメリカには、ハロウィンの衣装を調達するための専門のショップがあるから大丈夫! 女の人にはwitch(魔女)、男の人にはdracula(ドラキュラ)などモンスター系の仮装が人気です。

それでは、ハロウィンに必要な言葉をみてみましょう!

ハロウィンに必要な英語は?

かぼちゃ
アメリカではちょうちん用のかぼちゃを買ってきて自分で彫ります(c) The Faber Girls
ハロウィンの時期に海外旅行をしたり、海外にいる知人にカードを送ったりする場合、どんな言葉を使えばいいのでしょうか? ベーシックな知識を集めてみました。
  • Happy Halloween!(楽しいハロウィンを!)
Have a happy Halloween!でもOK。Have a scary Halloween!(怖いハロウィンを!)なんていうのも、ちょっと気がきいていますね。Halloween Cardを送るのも、もちろんOK。旅行で知り合った人に書いてみては?
  • Jack-o'-lantern(カボチャちょうちん)
略さないで言うとJack of lantern、つまり「ちょうちんのジャック」です。アイルランドの言い伝えで、悪魔と取引をした男ジャックが、死後天国にも地獄にも行けず、暗い道をちょうちんを持って永遠にさまよい歩くことになったというのが由来だとか。
  • I'll be a witch.(魔女になるの)
「仮装する」はdisguiseと言いますが、I'll disguise myself as a witch.(私は魔女の仮装をします)なんて、いちいち言わなくても、I'll be ~.で大丈夫。聞くほうもWhat will you be on Halloween?(ハロウィンは何になるの?)なんて、カジュアルに聞いてきます。
  • How do I look?(私、どう?)
文字通り「どんな風に見える?」という意味にもなりますが、仮装しているときは、「どう、見てよ!」と自慢する感じで使えます。
  • You look scary.(怖そう!)
お化けに変装しているのですから、ぜひこういってあげましょう。もちろん、普通にYou look great!(カッコイイ!)でもOKです。
  • Trick or treat.(お菓子をくれないといたずらしちゃうぞ)
お菓子をもらいに行く子どもたちの、定番のセリフ。trickが「いたずら」、treatが「もてなし(お菓子をくれること)」で、つまり「いたずらされるか、お菓子をくれるか、どっちがいいんだ!」と脅しているのです。
  • You scared me to death.(死ぬほど怖かったよ!)
Trick or treat.の子どもたちに会ったら、こう言ってビックリしたふりをしてあげましょう。怖そうにすればするほど、子どもたちは喜ぶのです。

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