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旅行の思い出を英語で表現!例文で日記の書き方を解説

英語で旅行の思い出を書いてみよう! 夏休みなどで旅行に行く機会は、英語で日記を書いてみるのにいい機会です。お子さんの学校や英会話教室で、「英語で日記を書く」という宿題が出ていたりしませんか? 夏休みの旅の感想を、お父さん・お母さんもぜひ一緒に書いてみましょう。

足立 恵子

執筆者:足立 恵子

トラベル英会話ガイド

英語で旅行の感想を日記に書いてみよう! 夏休みはいい機会

英語で日記を書く

英語で日記を書く

この夏休みはどこか旅行に出かける予定がありますか? お子さんの宿題である英語日記の手伝いをしたり、自分の旅の感想を英語でブログにしてみたり。楽しかった旅の思い出を英語で書けたらいいですね。今回は、そんなときに役に立つ表現をご紹介しましょう。
 
<目次>
 

英語で日記、まずは何を書けばいい? 例文を見てみよう

「コアラを抱っこした」は I held a koala.です

「コアラを抱っこした」は I held a koala.です

英語で文章を書こうとするときは、書き出しがとても大事です。

日本語のように「私が○○に行ったとき~」といった調子で始めると、日本語1語1語を英語にするのに手間取ってしまい、なかなか先に進みません。英語で書くときは、「英語らしい」文章の構成にするとあとがスムーズに続きます。例えば、一番シンプルな構成はこんな感じです。

1)自分の行動を書く
2)状況や説明を書く
3)気持ちや感想を書く


それでは、具体的な例を見てみましょう。

「家族でオーストラリアに行ったとき」のことを、簡潔に伝えるとこのようになります。

I went to Australia with my family. ⇒1)
The weather was nice and we visited a natural park to see koalas. ⇒2)
We really had a great time. ⇒3)
(家族でオーストラリアに行きました。天気がよく、自然公園にコアラを見に行きました。とても楽しかったです)

1)I went to Australia with my family.
この行動のところは、"went to ~(~に行きました)"にあとひとつ情報を加えるところがポイントです。ここでは"with my family(家族と)"としましたが、"to see the Great Barrier Reef(グレートバリアリーフを見に)"、"to enjoy snorkeling(シュノーケルを楽しみに)"のように続けてもいいでしょう。

例)
I went to Australia to see the Great Barrier Reef with my family.
I went to Australia to enjoy snorkeling with my family.

2)The weather was nice and we visited a natural park to see koalas.
ここでは、天気と具体的な行動の説明をしています。日本人、特に大人は"We enjoyed beautiful nature.(美しい自然を堪能しました)"のように漠然とした言い方を好むことが多いのですが、"We enjoyed the great view of Uluru.(ウルルのすばらしい景観を堪能しました)"のように場所やものの名前などを具体的に出していったほうが、話が伝わりやすくなります。なお、現地での行動を表す際には、主語は"we"で。"I"で言うと1人で行ったかのように聞こえます。

3 )We really had a great time.
旅の感想の表し方には、2パターンあります。
We had a ○○ time.
It was ○.

「楽しい思いをした」といった経験について語りたいときは"We~"で、何か「もの」や「こと」がすばらしかったときには"It~"を使うといいでしょう。中に入る形容詞は"great""wonderful""fantastic"など。「もうちょっと凝った言い方はないの?」と思う人もいるかもしれませんが、日本語でも「すごくよかった」と言えばそのよさが十分伝わるように、英語でもシンプルな形容詞を使ったほうが、感動が自然に伝わります。

いかがでしょうか。構成がわかれば、あとはそこにうまく表現をのせていけば、ちゃんとした英文ができあがりますね。それでは、旅を語るのに便利な表現を見ていきましょう。
 

英語表現のフレーズ:和英→英和で用例を調べる

「ダイビングに行く」はgo divingでOK

「ダイビングに行く」はgo divingでOK

自分の書きたいことを英語でなんというか知りたいときは、和英辞典を調べる人が多いでしょう。そこまではいいのですが、ぜひ調べた語をさらに英和辞典で引いてみて、用例を見てみましょう。

例えば「ハイキング」は和英辞典で見ると”hiking”ですが、英和辞典を見ると「ハイキングに行く」は”go to hiking”ではなく”go hiking”または”go on a hike”であることが、わかります。

1)自分の行動を伝える表現の例
I visited Korea to go hiking.(ハイキングをしに韓国を訪れました)
I went to the beach in Guam.(グアムのビーチに行きました)
I went shopping in Singapore.(シンガポールで買い物をしました)

2)状況や説明を伝える表現の例
Thai food is really good.(タイ料理は本当においしいですね)
The locals were very nice.(地元の人がとても親切でした)
We found very interesting dolls in a shop.(お店でとてもおもしろい人形を見つけました)

3)気持ちや感想を伝える表現の例
We had a great time.(楽しかったです)
It was fantastic.(すばらしかったです)
I hope I can visit there again.(また行けるといいんですけれど)
 

whichを英語日記に使う……話をふくらませる

それでは最後に、話をふくらませるための便利な手段を。

I went to Cairns.(ケアンズに行きました)と言いたいとして、中にはCairnsがどんなところが知らない人がいるかもしれませんね。そんなときには、whichを使って説明をつけます。

例えば、こんな風に続けてみてください。

I went to Cairns which is famous for the Great Barrier Reef.
(グレートバリアリーフで有名なケアンズに行きました)

日本語では「グレートバリアリーフで有名な」と説明を前につけるので、まず説明から先に考えなければなりませんが、英語ではwhichを使ってあとに続けるので、何か書いて、それから説明を考えればいいのです。

We visited a museum which has a lot of paintings by Monet.
(モネの絵がたくさんある美術館を訪れました)
We saw a big mountain which seemed difficult to climb in the rain.
(大きな山を見ましたが、雨の中で登るのは難しそうでした)

このwhichによる説明は会話のときにも便利に使えるので、ぜひ試してみてください!

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