旅先のレストランでは、注文を終えるとほっとしますよね。でも、実は英会話はここからが勝負! ウェイターさんやウェイトレスさんは、お客様にきちんとサービスしようと、あれこれ話しかけてきます。勧められたことをうまく断ったり、お願いしたいことをスムーズに頼んでみたりできるかどうかで、食事の満足度が違ってくることも。あせらず上手に対応するための方法を見ていきましょう。
All right? って聞かれたら
性別を表さないwaiterperson、waitronという言い方は、定着度が今ひとつ |
■見つけてみよう! どこが間違い?
ウェイター:Is everything all right?
ケン:Yes, all right.
ウェイター:Please let me know if you need anything.
ケン:I don't need anything.
=====================================
ウェイター:Have you finished?
ケン:Yes.
ウェイター:Would you like some dessert?
ナナ:Menu, please.
■会話を診断します!
ケン:Yes, all right.
Is everything all right?を、all right(大丈夫)かどうか尋ねているもの思ってしまったようですね。これは、「何か御用はありませんか」と尋ねる決まり文句で、何もなければ、Just fine, thank you.(大丈夫です。ありがとう)と答えておけばOKです。
ケン:I don't need anything.
思ったことをそのまま言ったのかもしれませんが、I don't need anything.(何もいりません)では、大人の会話としてはちょっと……。Please let me know when ...(~のときは教えてください)と言っているので、Thank you.と言っておいたほうがいいですね。
ナナ:Menu, please.
これも言っていることに間違いはないのですが、Would you like~?と尋ねられているので、まずそれに対する返事がほしいですね。「メニューください」も、Menu, please.よりもう少し丁寧な言い方をしてみてほしいところです。
⇒それでは、レストランでスマートに受け答えする方法を見てみましょう。