これまでも繰り返しお伝えしたように、人の脳はある日突然、これまで苦手だったことができるようにはなりません。小さなステップを根気良く繰り返した時のみ、小さく成長します。「片付け脳」を作るためには、とにかくあせらないのがコツなのです。
まずは、毎日5分の習慣作りからはじめてみましょう。今日からオフィスの机の上の小さな区画のみ、何もない状態をキープ! これがあなたの脳を成長させるドリルになります。さあ、はじめましょう。
・・・INDEX・・・■ 人の脳は1mmづつしか成長しない■ 脳に無理をさせない片付けドリル■ まずはデスクの一角には何もない を目指せ
人の脳は1mmづつしか成長しない
"現代は、脳のちからを上回る量のものと情報に溢れています" |
・ 片づけが苦手な人は、「物の分類」「物の位置の三次元把握」「物の大きさや量の推測」などを頭の中で処理することが苦手という脳の性質を持っている。
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こうした人の場合は
・ 「片づけが苦手」棚全体、部屋全体、家全体を片付けようと思っても、物が多すぎて脳の本来の能力をキャパシティオーバーしてしまう。
片づけが苦手な人は、物の空間把握が苦手という脳の特徴を持っています。この脳の特徴を変えていかない限り、「片付け上手」にはなれません。
さて、ところがここで大きなハードルが待ち構えています。それは
・ 人の脳は1mmづつしか成長しない
ということです。
目標を高い場所に置いても、一朝一夕で突然何かができるうようにはならないのが、人の脳という代物なのです。脳の性質を変え、能力を伸ばしていくためには、毎日小さな課題をコツコツと繰り返す以外、方法はないのだそうです。
この「コツコツ簡単なことを繰り返すことで脳が成長する」仕組みについては、また次回詳しくお伝えしていきますね。
まずは、
・ 人の脳は、ある日突然飛躍的に変化することはなく、小さな課題の繰り返しで、1mmづつ成長していく
という脳の性質を理解しましょう。その上で、片付け脳を作るための小さなドリルに取り組んでみましょう。
次のページで、くわしくお話していきます。
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