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家事は分担より共犯がうまくいくコツ!(2ページ目)

「家事する夫に教育するにはどうしたらいいのですかという話をよく聞きます。カップルにとって、家事分担は大きな課題。今回は、そんな悩みを持つ人にちょっとした提案。家事の分担をやめて共犯してみませんか?

ももせ いづみ

執筆者:ももせ いづみ

時短生活ガイド

家事の3ナイ状態にある人を動かすには

家事はノウハウよりきっかけにどう気づくかが大切なのです
家事はノウハウより「きっかけ」にどう気づくかが大切なのです
家事は毎日続いていくものです。同じ暮らしを営む者同士なら、家事は分担するのではなくて、「共有」するのが一番うまくいく方法です。同じ目線で、同じ温度で家事について考えられるのが、理想の形です。
ただし、「共有」がうまくいくためには、一つの大きな条件があります。それが

「きっかけ」の共有

です。家事はノウハウが多く語られがちですが、日常の中で家事を成立させているのは、方法論ではなく「きっかけ」です。汚れたから掃除をする。時間が来たから食事を作る。ゴミがたまったから捨てる。その「きっかけ」に気づかない限り、家事は遂行されません。
彼が家事を手伝ってくれない、と悩む人の多くは、相手がこの「きっかけ」に気づかず、その「きっかけ」を自分自身の問題として捉えていないことがほとんどです。つまり、そこにある家事そのものに、気づかない、関心がない、興味もない、という状態です。

こうした「3ナイ状態」の人に、「分担」という課題を用意しても、長続きしません。それはあくまで外から与えられた興味のない課題であり、直接的に利害関係が発生しないパートナーとの間では、やがて反故にされがちです。
こうした人を家事に巻き込むには、「きっかけ」そのものを共有する作戦が効果的です。それが道具の導入です。

3ナイ状態の人を動かすには、道具を導入してみることが、意外な効果を生むことがあります。あれこれ言っても、どんなに分担を決めても動かなかった人が、道具ひとつで動くようになるのです。ポイントは「共犯関係を結ぶ」です。次のページで詳しくお話していきましょう。

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