「彼に家事をやって欲しいのですが、なかなか手伝ってくれません」「家事する夫に教育するにはどうしたらいいのですか」。そんな話をよく聞きます。カップルにとって、家事分担は大きな課題。すんなりと上手に家事を共有できる二人もいれば、いろいろとうまくいかずに悩みを抱え込む人もいます。
今回は、そんな悩みを持つ人にちょっとした提案。手伝いや分担という発想をやめて、「共有」という視点を持ってみると、気持ちがちょこっと楽になってうまくいく。そう、分担関係ではなく「共犯関係」を結ぶことに、家事が楽になるちょっとした秘訣があるんです。

・・・INDEX・・・■ 感謝も分担もうまくいかない! という人へ■ 家事の3ナイ状態にある人を動かすには■ 家事の共犯関係を結びましょう

感謝も分担もうまくいかない! という人へ

どうしたら二人で家事をうまくやっていけるのでしょうか
どうしたら二人で家事をうまくやっていけるのでしょうか
家事を分担しようと考えてもうまくいかないのは、なぜなのでしょうか? 以前、こんな記事を書きました。
■ 夫婦の不公平感を解消する3つのステップ
この1ページ目で「分担」という発想に潜む落とし穴についてお話しています。分担にこだわってもうまくいかないことが多いのは、つまりこういうことです。


「分担」にこだわると、相手が持ち分の仕事をしたかどうかが気になるようになります。同時に、仕事の出来が気になるようになってきます。特に家事の負担が大きくなりがちな方は、「私が義務を果たしているのに、相手が同等の義務を果たしていない」「私が期待した結果を相手は出せていない」ことに不満を感じてしまうことが多いのです。


一方では、相手に「感謝すること」「おだててほめること」が何より大切と説く人もいます。確かに、やったことに対してきちんと気持ちを伝えることはとても大切です。でもね、同じ暮らしを送る二人の間で「ありがとう、ありがとう」「さすがだ、すごい」なんて続けることは、実はあまり現実的じゃないんですよね。メインで家事をしている方は、「本当に感謝されたいのはこっちのほうだ」なんて思うようになります。おだてられる方にとっては、言葉が上滑りするようになります。
これが通用するのは、「いつもは家事をしない人が、珍しくやってくれた」時のみです。

じゃあ、どうしたらうまくいくの? ってことになります。

家事に気がつかない、関心がない、興味もない。そんな3ナイ状態の彼を動かす秘訣。それはいかに暮らしの中に家事の「きっかけ」を作るかにあります。次のページでお話していきましょう。

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