長期休みの乗り切り方
夏休みや年末年始もよく考えましょう |
たとえばフルタイム勤務や長時間での継続勤務の人は、放課後は学童保育で過ごす形を選択することが多く、この場合は長期休暇の間も学童保育は開所しているので、休みの日は朝から夕方まで子どもの居場所を確保することができます。
一方で、子どもが学校にいる間だけのパート勤務等を選択した場合は、子どもの帰宅時間に合わせて仕事を切り上げて、やむない場合のみ留守番をさせることを考える人もいます。この場合、夏休みなど長期休暇中の子どもの居場所の確保ができません。
40日近い夏休みの間、子どもを一人で朝から留守番させるのは、安全の意味からも避けたいところです。かといって、平日は子どもが学校に行っている間だけ。休みの間はなるべくシフトは入れずに……といった都合のいい仕事はそうそうありません。再就職を目指して仕事の準備をしたいのなら、長期休みの間も家庭が回る仕組みをきちんと用意することが必要です。まずは、再就職を考えるなら長期休暇も考慮に入れて、地域の学童保育や放課後クラブの情報確認をオススメします。
小1の壁を乗り切ったその先には、光が見えます! |
・学校の行事に積極的に参加する
~プール、補習、学校公開日などは積極的に参加させて、一人の時間を減らしましょう。親同士の連携を取り、地域で子どもを見守りましょう。
・帰省させる
~多くのワーキングマザーが実際にやっています。1週間ほどの単位でそれぞれの実家に子どもだけ里帰りさせて、面倒を見てもらう方法です。
<ここからは費用がかかります>
・夏休みだけ利用できる施設を探す
~学童保育などは夏休みだけの短期利用申し込みができないところが多いので、民間の放課後クラブやキッズスペースなどを探してみましょう。たとえばこちら。
キッズベースキャンプ
・塾や習い事に通わせる
~夏期講習は規則正しく一日を過ごすための大きな支えになります。ただし、小学校3年生を過ぎると「中学受験」とも大きく関わってきますので、このあたりのスタンスはしっかり持っておくとが大切。漠然と塾選びをすると、そのまま中学受験に巻き込まれる形になることもあるので、注意して。
2回にわたって、今は社員ではないけれど、そのうち再就職を考えているという女性のためのステップをお送りしました。子どもの小学校入学は再就職のいい機会ではなく、逆にある種の壁との遭遇だということがおわかりいただけたでしょうか?
無理せず、でも小さい歩みでもいいので着々と。準備を整えていってくださいね!
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