家族でイベント!「チーム掃除マニュアル」
チームで掃除するためにまずは道具を揃えよう! 写真は以下で説明するAの役目の人が持ち歩くほうきとハタキです。 |
まず大切な「チーム掃除」の鉄則は以下です。
・ 家族全員で行う
・ 役目(ABC:以下参照)を明確に決める
・ 道具はすべて携帯する(道具を取りに戻る時間と労力を節約するため)
・ 掃除する部屋の順番を決める(例:間取りに従って居間―キッチンー寝室など)
・ 部屋は左回りに回る
・ 以下で説明するABCの役目の順番に部屋を左回りで一回りして終わりとする
上記を守ると、3LDKの家が45分できれいになる! ということになっています。
さて、はじめましょう。
1、 家族で役割分担をする
夫=A力持ち仕事担当
子=B掃除機担当
妻=C細かい仕事担当
Cの役目の人はエプロンにぞうきんをすべてセットして歩きます。大き目のポケットのあるエプロンを探して! |
2、 まず、それぞれが道具を身につけます
夫=ほうき(手に持つ)、はたき(ベルトか腰に差す)
子=掃除機でスタンバイ!
妻=写真参照。大きなポケットのついたエプロンを用意。このポケットにそのまま捨ててもいいボロ布ぞうきんを10枚ほど入れます。5枚はあらかじめ濡らして絞ったものをビニールに入れて。のこり5枚はから拭き用です。
住宅用洗剤のスプレーをエプロンに引っ掛けて持ち歩きます。
3、 夫―子―妻 の順番で左回りに部屋を回ります。右利きならば、右手で作業することが多いので、左に回るほうが効率がいいのです。それぞれの作業は以下です。
夫:家具を動かして、隅の埃やゴミを部屋の真ん中に履き出します。家具や照明の埃をはたきで落とします。作業は上から下(埃は下に落ちます)。移動は左回り一回で、すべての作業を終えましょう。
子:最初に部屋の真ん中に履き出した埃やゴミを、掃除機で吸っていきます。パパは埃の場所など、子どもを誘導してください。
妻:家具の汚れ、動かした家具の裏の隅にたまっている埃などをぞうきんがけしていきます。右手に濡れたボロ布を持って拭き、左手に乾いた布を持ってから拭きしていくと効率アップ。汚れた布はエプロンの別のポケットにどんどん入れていきましょう。
夫:最初に作業を終える夫は、最後尾について、掃除機をかけたあとの部屋の家具類を元通りにしていきます。
以上で45分!
さらに床にぞうきんがけをしたければ、以下の方法でオプション作業を。
1、捨ててもいいボロ布ぞうきんをたくさん作って濡らし、家中にばらまいて歩く。
2、上記の作業を終えた家族全員で、いっせいに落ちているぞうきんを拾いながら床を拭いていく。次のぞうきんを見つけたら惜しげなく前のものは捨てて新しいぞうきんで。ベルトやエプロンにビニール袋をつけておいて、使い終わったぞうきんはその中に入れていくと便利。
3、全員で競争してなるべく早く終わらせる。
はい、これでぞうきんがけは終わりです。たぶん、15分もあれば終わります。
細かいところまで真剣に汚れ落としをしなくても、こうして家中を家族全員でそうじして歩いたという達成感で、「大掃除完了!」と気持ちよく作業を終えましょう。
→次のページでは、日曜日にする作業についてお伝えしていきます。日曜日は作業はちょっとだけに抑えますよ。キーワードは「磨く」です。