・・・INDEX・・・■ お弁当は集まって食べればわびしくない! ■ 「火曜日はラーメンの日」のガイドレシピ
お弁当は集まって食べればわびしくない!
忙しさの中で、毎日の食事の準備はプレッシャーになりがちです。 |
私もそんな時期がありました。夕食を作る気力がなくて、帰り道でコンビニ弁当を買ってしまう。そんな日が何日か続くと、プラスチックの弁当箱でごはんを食べる子どもを見て、「ああ、ごめんね」なんて思う。でも仕方ないのよ、時間も元気ももう限界なの!
ガイドは働くお母さんや、その予備軍の方に「家事の合理化」や「職場復帰の準備」などをテーマにお話をさせていただくことがよくあるのですが、そうした場でも頻繁にこんな質問が出ます。
「毎日の食事の準備がとても負担で苦痛です。なんとか手早く楽に夕食を準備できる方法を知りたいのです」。
毎日の食事の献立をどうするかは、働いていない主婦にとっても大きな悩みです。その悩みを、限られた時間で、仕事で疲れ果てた頭とからだで考える。ただ単に、お手軽レシピや簡単アイデアを知りたいといったノリとも違う。忙しさの中でも、食事をきちんと作りたい。でも時間がない。そんな葛藤を抱える働くお母さんは多いのではないかと思います。
大変なときこそ仲間で助け合って。 |
「手早いレシピとか、調理の裏技とか、とりあえずそんなことを研究するのはお休みしましょう。そのかわり、学校や保育園のママと週に一度「集まってお弁当食べよ」と声を掛け合ってみて。市販のお弁当は一人で食べるととってもわびしいけど、みんなで食べるととても楽しい。そんな風に“今日はごはんを作らなくていい日”をあらかじめ決めてガス抜きをして、またがんばる。そんなバランスのとり方をして今の時期を乗り切りましょう!」
合理化や裏技を研究することで、またさらに自分を追い詰めてしまうこともあります。大変になったら、頑張るのをやめて、声をかけあって楽しくガス抜きをする。やらない自分、できない自分をちゃんと許してあげる。そんな工夫も、忙しく働くお母さんやお父さんたちには必要なのではないかと思います。
次のページでは、ガイドが一番大変な時期を乗り切った秘伝の「火曜日はラーメンの日」プロジェクトのお話をしてみましょう!